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松村北斗が「るい」と呼ぶ姿に朝ドラ「カムカムエヴリバディ」“稔さん”重ねる視聴者続出 TBS「西園寺さんは家事をしない」【ネタバレ】

iza(イザ!) 2024年7月24日 10時7分

連続ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)の第3話が23日、放送され、SixTONES・松村北斗演じる楠見俊直が亡き妻、瑠衣(松井愛莉)の名前を言うシーンに、多くの視聴者の注目が集まった。

「ホタルノヒカリ」などを手掛けたひうらさとるさんが「BE・LOVE」(講談社)で連載中の同名コミックが原作のラブコメディー。徹底して家事をしない主人公の西園寺さんこと、西園寺一妃(松本若菜)と、年下の訳ありシングルファーザーの楠見とその娘、ルカ(倉田瑛茉)の風変わりな同居生活を描く。

1年前に妻を病気で亡くした楠見

火災で住む場所を失い、互いに気を使わない関係になるため「偽家族」という形で西園寺さんとの同居生活をスタートさせた楠見は、この日の放送で、亡き妻の一周忌のため、静岡・伊豆にある瑠衣の実家にルカを連れて帰省したが、うっかり喪服を失念。心配した西園寺さんが届けてくれたが、その場を義理の母、波多野里美(奥貫薫)に見られてしまい、「今日はあの子の、瑠衣の命日なのよ。それなのに…そんなに簡単に瑠衣のこと忘れないでよ」と叱られてしまった。里美は、子供の幸せのためにもルカを引き取ると主張したが、楠見は「僕たちがどんな思いでこの1年を過ごしてきたか、あなた、何も知らないじゃないですか!」と反論。「ルカは、僕と瑠衣の娘です。ルカは、僕が育てます」と断固拒否して帰京した。

数日後、里美が西園寺さんの自宅を突然訪問。楠見と義母の複雑な関係に気づいていた西園寺さんは2人の間を取り持つため、里美を自宅に泊まらせ、バーベキューパーティーを開いた。その晩、里美は病気で亡くなった瑠衣のことを西園寺さんに説明。葬式の時、もっと自分がしっかりしていればと何度も頭を下げた楠見に里美は、ついつい酷いことを言ってしまったと深く反省した。その様子を楠見はずっと物陰で聞いており、翌朝、朝ごはんを用意して家を出て行った里美を追いかけ、「僕は今でも瑠衣が好きです。それはずっと変わらないし、僕も一生忘れることはできません。だから…また会いに来てくれませんか?」「瑠衣のこともルカのことも、また話しましょう。バーベキューでもしながら。家族ですから」と目を潤ませた。里美は「なによそれ。だったらあなたがうちに遊びに来なさい。息子なんだから」と返し、「ルカちゃんのこと、頼んだわよ」とほほ笑んだ。

「カムカム」ファンが大感激!

放送後、多くのドラマファンが、松村が「瑠衣」という名前を口にしたことに反応した。松村といえば、2021~22年にかけて放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演し、初代ヒロイン雉真安子(上白石萌音)の夫、稔役を好演。松村の演技は当時、大きな話題になり、ツイッター(当時)では連日「稔さん」がトレンド入りするほどの人気を集めた。稔は妊娠した安子を残して出征。その後、戦死したため、安子との間に生まれた一人娘、るいと会うことはできなかった。そのまま物語は進み、成長したるい(深津絵里)が、稔が安子にプロポーズした神社を参詣。その際、るいの前に稔が「幻影」として現れ、自分の娘に「るい」と呼びかけるシーンは、多くのドラマファンの涙を誘った。

多くの視聴者が当時を思い出したようで、SNSには「北斗が『るい』って呼ぶとカムカムなのよ」「松村北斗さんの『るい』に毎回泣きそうに」「稔さんが願いを託してわが子に名付けた名前…」「稔さん、楠見くんに転生して『るい』と結婚してたんだけど」「脳内再生は(稔の岡山訛りの)『るぅい』になっちゃう」などの声が殺到。稔とるいが「初対面」するシーンを思い出して「るいが神社でお父さん(稔さん)に会えたシーン、よかったよねぇぇえ」「カムカムの深津絵里さんを思い出してしまった涙」といった声もあった。

■番組概要

[タイトル]火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』

[放送日時]毎週火曜よる10:00~10:57

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