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朝ドラ「虎に翼」回想で登場した優三さん(仲野太賀)に視聴者涙「いてくれたら…と思ってしまう」 フジ「新宿野戦病院」を重ねてボケる人も

iza(イザ!) 2024年7月10日 10時53分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第73話が放送された10日、劇中に仲野太賀演じる佐田優三の回想シーンが流れたこと受け、X(旧ツイッター)で「優三さん」がトレンド入りした。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉がヒロインの佐田寅子役を演じている。ドラマは現在、第15週「女房は山の神百日の位?」(第71~75話)が放送されており、新潟地家裁三条支部へ異動の内示を受けた寅子が、娘の優未(竹澤咲子)を連れて行く考えを告げると、義姉の猪爪花江(森田望智)が、寅子が見ている優未は本来の姿ではないと打ち明けて号泣した。

この日の放送で、弟の直明(三山凌輝)は、仕事を頑張る寅子を家族も応援してきたが、些細なズレから溝が大きくなったと説明。また優未が、母の望むいい子でいるため、1年ほど前に算数のテストで31点を取ったが点数を84点に改ざんしたと告白した。そして「優未はお姉ちゃんの顔色をうかがってズルしてでもいい子のふりをしてる。それをお姉ちゃんが求めてきた」と述べ、そんなつもりはなかったという寅子に「本当に? 心からそう言える?」「手のかからないお利口さんを求めてなかった?」などと詰め寄った。

落ち込む寅子は、一瞬にして見えてきた景色ががらりと変化。追い打ちをかけるように、行きつけの甘味処「竹むら」で裁判官を目指す後輩の女子学生たちが、出世するためには寅子のようにはなりたくないなどと話しているところに居合わせてしまう。後輩にまで否定された気分になり落ち込みながら裁判所に戻った寅子は、担当していた離婚調停で出会った福田瞳(美山加恋)から「いつも女の味方みたいな顔してさ」などと暴言を吐かれ、さらに「そうやって恵まれた場所から偉そうに…あんたみたいなやつが一番腹立つのよ!」と刃物を突きつけられた。周囲にいた職員に取り押さえられ寅子にケガはなかったが、そのショックは大きく、家に帰ると、直明やいとこの直人(琉人)と直治(楠楓馬)たちと無邪気な笑顔でかるたを楽しむ優未がいた。自分の前では見せないような笑顔を見せる娘の姿に、寅子は、優三と笑顔で優未をあやしていた日々を回想。そして「優未のいいお母さんでいてもいい。僕の大好きなあの何かに無我夢中になってる時のトラちゃんの顔をして何かを頑張ってくれること」という言葉を思い出し、涙を流した。

戦地で亡くなったあとも、たびたび寅子の前に“幻影”として現れ、多くの視聴者の涙を誘う優三。この日は回想シーンだったが、国民服を着て寅子を励ます優三の姿に多くの視聴者が涙。Xには「優三さんがいてくれたら…と思ってしまう」「優三さんがいたら…。寅子の苦手なダメな部分を補ってくれる得難い人だったのに」「寅子にとって優三がいなくなったのは結構痛手。小さなズレを小さいうちに優しく軌道修正出来てたの優三だけだと思う」「優三さんがいたらなぁ…と思わずにはいられない展開が続いてるよね」「きっと子育てのナイスアシストしてくれたんだろうな」などのコメントが並んだ。

また仲野といえば、現在放送中の連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)で、優三とはまったく異なる金儲け主義者の美容皮膚科医役を好演していることから、「今こそイマジナリー優三さんの出番だよ…歌舞伎町から戻っておいで…」「マジで優三さんは新宿でチャラチャラと美容皮膚科医してないで寅ちゃんのとこに帰ってあげてくれ」などとボケるドラマファンもいた。


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