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土屋太鳳、日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」11月3日OA第2話は「人としての思いやりが深く描かれる」

iza(イザ!) 2024年11月2日 12時0分

現在放送中の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)で、主人公の鉄平(神木隆之介)の幼なじみ、百合子を演じる女優の土屋太鳳が今作の見どころや、第2話(3日放送)の注目ポイントを語った。

1955年からの石炭産業で躍進した長崎・端島(通称・軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。戦後復興期から高度経済成長期の「何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代」にあった家族の絆や人間模様、青春と愛を描く。主演の神木は端島の炭鉱員の家で生まれ育った明るくまっすぐな鉄平と、東京に生きるホスト、玲央の一人二役に挑戦している。

百合子は鷹羽鉱業の職員の娘で、鉄平と同じ長崎の大学を卒業後、端島に戻ってきた。恋人の賢将(清水尋也)との関係について「私たち、フリーダムなカップルなの」と鉄平に説明するなど、自由奔放に生きているように見えるが、大学時代には、端島出身であることを言わないほうがいいなどと言われ、端島をバカにされたことに肩を震わせて泣く鉄平とボロボロ泣くなど、いろいろなコンプレックスを抱えている。幼なじみの朝子(杉咲花)が鉄平に思いを寄せていることも知っていて、鉄平のことで朝子をからかったり、意地悪なことを言って衝突することもある。第2話では、鉄平が「俺、百合子が好きだったよ」というシーンもある。

土屋は今作について「違和感なく当時の端島の魅力を知っていただけるのではないかと思います」とコメント。また、通常の連ドラでは恋愛や仕事など、テーマが分かれがちになるが、今作は、キャラクターそれぞれの「人生」を描き、そのなかに恋愛や友情にスポットが当てられているため、「見ていて感情が切れる瞬間がない点が見どころ」と力を込める。

第2話のポイントについて、プロデューサーの新井順子さんはインタビューで「台風と恋」と話していた。土屋自身も「端島の台風は本当に大変で、海風が激しいので波が覆い被さってくるんです」と共感。その状況のなかで、百合子の家庭がかき乱され、彼女のなかで幼なじみの存在がどれほど大きいかが強く伝わる内容になっているという。「(そのなかで)恋愛関係がどう発展するのか、その点も興味深く見ていただけるのですが、まずは『人としての思いやり』が深く描かれる2話となっています」と土屋は話す。

■番組概要

[タイトル]日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』

[放送日時]毎週日曜よる9:00~9:54

(第2話は15分拡大、~10:09)

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