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朝ドラ「虎に翼」第14週(7月1日~)あらすじ 寅子(伊藤沙莉)が初代最高裁長官の息子、航一(岡田将生)と出会う 穂高(小林薫)の退任も決まり…

iza(イザ!) 2024年6月29日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第14週「女房百日 馬二十日?」(第66~70話)が7月1日から始まる。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第13週「女房は掃きだめから拾え?」振り返り

人手不足で「特例判事補」となり輪をかけて多忙を極める寅子。そんななか、最高裁判所家庭局局長の多岐川幸四郎(滝藤賢一)が、家裁の活動を宣伝する「愛のコンサート」を開催すると言い出し、出演する歌手の交渉担当に寅子を指名した。

そんななか、寅子は、明律大の学友、大庭梅子(平岩紙)の家の遺産相続案件を担当することになった。弁護士だった夫の徹男(飯田基祐)が亡くなり、長年その妾だった元山すみれ(武田梨奈)が全財産を自分に相続させると書かれた遺言書を託されていると主張していたため、手続きを経て分配の内容を協議する必要があった。梅子と思わぬ再会を喜び合った寅子は、学友の轟太一(戸塚純貴)と山田よね(土居志央梨)が共同で営む弁護士事務所に梅子を案内した。

梅子の依頼を受けた轟とよねが調べた結果、すみれが遺言書の証人欄を偽造していたことがわかった。話し合いの場からすみれは追い出されたが、長男の徹太(見津賢)が祖母の常(鷲尾真知子)の世話をする見返りとして全額の相続を要求するなど、話し合いは紛糾。さらに、常はもともと徹太の世話になる考えだったが、嫁と折り合いがつかないことを理由に、三男の光三郎(本田響矢)と梅子に面倒を見てもらうと言い出し、さらに問題はこじれた。梅子に信頼されている光三郎はこれを受け入れ、その条件として、梅子に意地悪しないことと命令しないことを常に約束させた。

そんな矢先、光三郎とすみれが裏でつながっていたことが発覚。光三郎は父の妾と駆け落ちしようとしていた。大庭家が崩壊する修羅場のなか、梅子は、遺産も嫁としての立場も、母親としての務めもすべて放棄し、大庭家から出ていくことを決断。梅子が相続を放棄した途端、長男、次男、三男は遺産を3等分することで合意し、調停は取り下げられた。梅子は轟法律事務所に居候することになった。

一方、寅子は最高裁秘書課長の久藤頼安(沢村一樹)から、“ブルースの女王”茨田りつ子(菊地凛子)を紹介されていた。久藤とりつ子は旧知の間柄で、りつ子の「愛のコンサート」出演があっさり決定。りつ子は、家裁のポスターのモデルも快く引き受けてくれた。本番前、りつ子から仕事について聞かれた寅子は、「この仕事(法律)が好きなんです」と答え、「憲法が変わってからより好きになりました。全ての人たちを平等に幸せにできる…。困ってる人たちの手助けができる最高の仕事なんです」と胸を張った。りつ子は「ライアン(久藤)さんから頼まれなくても(出演を)絶対引き受けていたわよ、私。あなたと同じ。この仕事が好きなの」と述べた。コンサートは大成功に終わり、りつ子はラジオで家庭裁判所の活動をPR。なにか困ったことがあれば寅子を尋ねるよう語りかけた。

ラジオを聞いていた寅子の義姉、猪爪花江(森田望智)は、義弟の直明(三山凌輝)や自分の子供たちに「手抜き」をさせてほしいと提案。猪爪家の家事を一手に担う自分の一番の幸せは、ほっと一息ついた時に、楽しそうに笑うみんなを眺めることで、家事で手が回らないときは手助けしてほしいと頼んだ。子供たちもこれを快諾し、家事を手伝うようになった。

第14週「女房百日 馬二十日?」あらすじ

ひょんなことから有名人になった寅子はますます仕事に追われるようになる。家庭を花江に任せきりになっていることが気になるが、初代最高裁判所長官、星朋彦(平田満)の本の改稿作業の手伝いを引き受けてしまう。長官室を訪ねた寅子は星の息子、航一(岡田将生)と出会う。

一方、家裁では日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当する。息子、栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに栄二の親権を手放したがっていた。栄二の心を開くことができないなか、寅子は恩師で明律大教授の穂高重親(小林薫)の退任記念の祝賀会に出席する。

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