「第75回NHK紅白歌合戦」(12月31日放送)の出場歌手発表会見が19日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、初出場を決めたこっちのけんとと新浜レオンが報道陣の取材に応じ、本番に向けた意気込みなどを語った。
初出場の感想を聞かれたこっちのけんとは、今朝、事務所で朗報を受けたと明かし、会見のステージ幕が開くまで、自分だけが騙されているドッキリに違いないと思っていたという。誰に伝えたいかと問われると、「今年結婚した妻や、兄(菅田将暉)、弟(菅生新樹)、同じ業界で切磋琢磨しているライバルであり、友人でもある兄弟にも伝えたい」と話した。そして自身の双極性障害と向き合うなかで制作した楽曲「はいよろこんで」でブレークしたことに触れ、今年の紅白のテーマ「あなたへの歌」と絡めて「僕と同じように人生悩んできた人に向けて、自分が今この場を借りてできることをすべて出し切って、誰かが前を向くきっかけになるようなステージをお届けできれば」と意気込みを述べた。
新浜は、「コングラチュレオン!」「デレデレオン」「頑張レオン」「お疲レオン」「流行レオン!」など、自分の芸名を取り入れたダジャレを連発したほか、歌唱中の決めポーズとなっている膝スライディングを何度も披露。サービス満点のパフォーマンスで会場を沸かせた。
今年の番組は紅白計41組が出場。同会見後、Number_iやこっちのけんと、新浜レオンら初出場歌手のうち8組が取材に応じた。