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「降り積もれ孤独な死よ」8月11日OA第6話あらすじ 冴木(成田凌)は鈴木(佐藤大樹)の身柄を確保すべきと主張するが上層部は後ろ向き【5話ネタバレ】

iza(イザ!) 2024年8月10日 11時29分

俳優の成田凌が主演を務める連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(日本テレビ系、日曜後10・30)の第6話が11日に放送される。

漫画アプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載中の同名漫画が原作のヒューマンサスペンス。ひと気のないとある屋敷で13人の子供の白骨死体が見つかった通称「灰川邸事件」から7年後、東京で起きた、1人の少女の失踪事件が新たな謎を呼び、過去と現在が交差していく。

「降り積もれ孤独な死よ」第5話振り返り

2017年に山梨県で白骨化した13体の子供の遺体が発見された「灰川邸事件」の事件を独自に調査するため、山梨県警富士山北署の刑事、冴木仁(成田)と、屋敷の持ち主、灰川十三(小日向文世)を父と呼ぶ蓮水花音(吉川愛)が灰川邸を訪れた。すると、偶然やってきた冴木の後輩刑事の鈴木潤(佐藤大樹)と花音が、顔に傷がある男に襲われた。その場で撃たれた花音は、冴木に「諦めないでくださいね、何があっても」と言い残した後、意識不明の状態に陥った。

自分のせいだと責任を感じ、花音の病室にいた冴木のもとに警部補の五味明日香(黒木メイサ)が顔を出す。五味は、その男を追っているがまだ見つかっていないことや、灰川邸事件の捜査が正式に再開されることを報告。そのうえで男と灰川が共犯の可能性もあることも明かした。

さらに、五味は、冴木を捜査本部に戻す予定があると話し、加えて、冴木が花音に好意を持っていることを心配し「公私混同には気をつけなよ」と忠告した。そして冴木が知らない花音の過去があるとし、不審火で花音の母が他界したことなど、彼女の知られざる過去を語りながら、花音の周りにはずっと死がまとわりついていると話す。

冴木が病室に戻ると、花音が目を覚ましていた。「冴木とまた会話ができてよかった!」と屈託なく笑う花音。これ以上巻き込むのは危険だと考える冴木は「もうこの事件に関わらないほうがいい」と告げる。一方、襲われたショックでメンタルがやられた鈴木もまだ退院できずにいた。

灰川邸事件の嫌疑をかけられたまま、獄中で自殺した灰川が荼毘(だび)に付され、生き残った6人のうち、花音と沖島マヤ(仲万美)、川口悟(松本怜生)、東優磨(カカロニ栗谷)の4人が立ち会い、灰川の希望通り、遺骨を灰にして屋敷で散骨。そこで初めて涙を流したことでマヤから、心境の変化があったのかと尋ねられた花音は、冴木のことが気になっている自分がいることに気づく。

その頃、灰川邸に行けなかった冴木の腹違いの弟、瀧本蒼佑(萩原利久)は、自分の父のことが知りたくて親戚の元を訪ねていた。親戚から「君のおじいちゃんは気性が荒くて、機嫌が悪いとすぐに手を挙げる人だった」と聞かされた蒼佑は、父も自分たちと同じ境遇にあったことを冴木に報告した。

灰川邸から帰ろうとした花音たちは、生垣に造花のサツキを見つける。本来ならサツキの花びらは5枚だが、6枚あることを不思議に思った花音は1人で屋敷に残り庭を歩く。すると、同様のサツキが6本見つかった。その6カ所をつなげるとリッカのマークになり、その中心の土を掘り起こすと鍵のかかったボックスの中から、リッカのマークが描かれたノートが見つかった。花音はそのノートを冴木に届ける。ノートには、灰川が少年院を出てからの日々が綴られていた。ひっそり暮らしていた灰川だが、夫の暴力から逃げてきた女性と出会い、やがて恋に落ちた2人の間に1人の男の子が生まれていた。

冴木は、灰川邸に飾られていた絵画「我が子を食らうサトルゥヌス」の絵を誰が購入したのかを調べ、のみの市で20代の青年に売ったというバイヤーに行き当たった。その青年が鈴木だと判明したとき、冴木も灰川が息子に「ジュン」と命名していたことを知る。そんななか、蒼佑が鈴木に拉致される。

7年後の24年。行方不明となった家出少女、美来を捜していた記者の森燈子(山下美月)は、タトゥーアーティストのマヤを訪ね、マヤが美来にリッカのマークのタトゥーを入れたのではと聞きに行く。自分ではないと否定するマヤに、生き残った5人について聞きたいと言う森に、マヤは「5人?」と聞き返した。

「降り積もれ孤独な死よ」第6話あらすじ

24年、森は刑事課の五味を訪ねていた。灰川邸事件について話を聞こうとするが、五味はあんな終わり方をした事件のことは話したくないと告げる。7年前の17年、蒼佑は、刑事の鈴木に捕らえられていた。鈴木をにらみつけた蒼佑は、「お前は誰だ?」と問いかける。

一方、冴木と五味は、灰川邸に飾ってあった「サトゥルヌスの絵」を購入したのが鈴木であることや、灰川が書いたと思われる日記に「ジュン」という子供がいたことが記されていたことを、改めて上司の川相総一(野間口徹)に報告。冴木は、鈴木の身柄を確保すべきと訴えるが、上層部からは確実な裏付けが取れるまで鈴木の件は伏せると言われてしまう。


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