女優の広瀬すずが主演を務め、松山ケンイチと共演する来年1月期の連続ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系、金曜後10時)に、森崎ウィン、瀧内公美ら12人が出演することが決まった。
漫画家の浅見理都さんが月刊漫画雑誌「Kiss」(講談社)で連載中の同名漫画が原作のヒューマンクライムサスペンス。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された主人公、山下心麦(広瀬)が、「冤罪」と書かれた父が残した手紙を手掛かりに事件の真相に迫っていく。タイトルはインド哲学の一節で、本作においては「たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない」という意味を持つ。心麦とともに事件の真相を追う弁護士、松風義輝役で松山ケンイチ、殺された心麦の父、春生役でリリー・フランキー、心麦の運命を左右する週刊誌記者、神井孝役で磯村勇斗が出演する。
真相を追う心麦たちを取り巻く追加キャスト12名一挙解禁!
森崎が演じるのは、松風の弁護士事務所の共同経営者、波佐見幸信。松風とは小学生時代からの幼なじみで、理屈っぽく友人も少なかった松風の“陰”の部分を明るく照らして支えてきた一番の理解者だ。残酷な真実に直面して心細さを抱える心麦のことも穏やかな空気感で和ませ、支えていく。
瀧内は検事の阿南由紀役を演じる。阿南は重大事件を警察の捜査本部とともに捜査する検察庁“本部係”初の女性検事。優秀で効率重視、時に「警察は無能」とも言い放つ容赦のない人物だ。春生の放火殺人事件も担当しており、調べを進めるなかで心麦とも関わっていく。
酒井敏也は心麦と春生が通う屋台ラーメン店の店主、染田進役で出演。酒向芳が演じるのは、22年前に起こった一家惨殺事件の犯人として逮捕された死刑囚、遠藤力郎。藤本隆宏は、春生の捜査一課時代の部下、赤沢正役を務め、その妻、京子を西田尚美が演じる。
絃瀬聡一は捜査一課の若手刑事、秋貞隆雄役を演じ、斉藤優(パラシュート部隊)は春生の放火殺人事件を担当する東賀山署の刑事、西陣誠役で出演する。そのほか、心麦の母、静香役で仙道敦子、心麦の伯母で春生の姉の木村夏美役で原日出子、赤沢正の息子、守役で野村康太、心麦の小学校時代からの友人で同じ大学の法学部に通う学生、ありさ役で清乃あさ姫が出演する。