NHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)第6週「うち、ギャル、やめるけん」(第26~30回)の第27回が5日、放送される。
通算111作目となる朝ドラで、平成元年生まれの主人公、米田結(橋本環奈)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’zが、語りをリリー・フランキーが担当する。
「おむすび」第26回振り返り(ネタバレ)
結は、ギャルサークル「博多ギャル連合(ハギャレン)」のメンバーと一緒に派手なギャルメイクを施し、地元のイベント「糸島フェスティバル」でパラパラをダンス。米田家で行われたその打ち上げの席で、父の聖人(北村有起哉)から、ギャルになった姉の歩(仲里依紗)に対する本音を聞かされ、突然「ギャルをやめる」と宣言した。
翌日の早朝から、結は家業の畑仕事を手伝い始めた。家族は結の決断に驚き、祖父の永吉(松平健)はもったいないと残念がった。
そんななか、歩は永吉にある相談をした。
いつもより早く帰ってきた結は、家族にも書道部をやめたことを報告。聖人のアレのせいだねと祖母の佳代(宮崎美子)は言ったが、当の聖人は二日酔いで自分が言ったことをまったく覚えていなかった。「あげんなこといわれたら真面目になるしかない」。愛子はいい機会だから神戸のことを話そうと提案した。そこに永吉がやってきて、今晩はすき焼きだと張り切った。
その晩、家族全員がそろったところで、歩が家族で神戸に戻りたいと言い出した。永吉が反対するなか、愛子は、糸島でも神戸でも、子供たちが帰ってこられる場所ならどこでもよいと答え、佳代も同じ意見だった。聖人は、神戸に戻ってまた理髪店をやりたいと考えていたが、簡単な話ではなく、糸島にも愛着があるうえ今は資金がないと話した。家族たちの話を聞いていた結は、「お姉ちゃんって本当に勝手よね」と激怒し「うちは神戸になんて行かんけん。高校卒業しても、ずっと糸島におる」とぶつけた。
その後、書道もギャルも本当に辞め、熱心に農作業を手伝う結の様子に、ムキになっちゃってるという愛子と佳代。歩はもう一回話そうと頼むが、結はそれを拒絶した。
一方、糸島フェスがテレビ中継された影響で、ハギャレンに入りたいという女子が3人現れた。
総代表の真島瑠梨(みりちゃむ)らが話を聞いてると、そこに初代総代表を務めた歩が現れ…。
「おむすび」第27回あらすじ
結は、タンスにしまっていた糸島フェスティバルのステージ衣装を見て一時感慨にふけるが、思いを断ち切るように引き出しを閉める。
一方、歩は、ハギャレンの面々から結が最近どういう様子なのか聞き出そうとする。そんな折、米田家で永吉が昼寝をしていると、見知らぬ男が訪ねてくる。