お笑いコンビ、麒麟の川島明が12日、MCを務める朝のバラエティー番組「ラヴィット！」（TBS系）に生出演。PK対決でふがいない姿を晒したお笑いコンビ、見取り図の盛山晋太郎に「戦力外」を通告した。
この日は5回目となる「ガチンコPK対決」を実施。アルコ&ピースの酒井健太率いる「ラヴィット！ サッカーオールスターズ」が、サッカー元日本代表でJ1川崎の育成部コーチを務める稲本潤一氏と対戦した。「ラヴィット！」チームのメンバーに選ばれた盛山は、自身が率いる芸人サッカーチーム「もりちゃんずユナイテッド」のユニホーム姿で参戦。過去4連敗の「ラヴィット！」チームのなかでも、いまだにPKを決めたことのない盛山に対して川島から「ホンマ頼むよ。あんたいつも真ん中しか蹴らへん」とハッパを掛けられると、盛山は「まかしてください！今日こそ『ラヴィット！』で初のPK決めます！」と意気込んだ。
その後、1－1の同点で迎えた4人目のキッカーとして登場した盛山は、いつものように相手GKに背を向けてスタンバイ。川島から「それやめましょう、後ろ向くの！ それで入ったことないでしょ！」と忠告されても「これで行きます」とスルーし、長い助走からボールを蹴るも、大きく枠を外した。
その直後、頭を抱えて悔しがる盛山のユニホームにあるスポンサーロゴ、おなじみの大塚製薬のキャッチコピー「元気ハツラツ！オロナミンC」が大きく映し出されると、川島は「なにが『元気ハツラツ！』や。ユニホームに謝れ、お前」と一喝。稲本氏の助っ人としてGKを務めた本並健治の顔を見た瞬間に緊張で足が震えたなどと言い訳に終始する盛山に「戦力外です」とクビを宣告し、スタジオは爆笑に包まれた。
川島は、1979年2月3日生まれ、京都府宇治市出身。お笑いコンビ、麒麟のボケ担当。99年に田村裕と麒麟を結成、2001年には第1回M-1グランプリで決勝進出し、知名度を上げた。04年、NHK新人演芸大賞の演芸部門大賞を受賞、05年、上方漫才大賞の新人賞を受賞、MBS新世代漫才アワードに優勝。現在出演のレギュラー番組は「ラヴィット！」（TBS系）、「ウワサのお客さま」（フジテレビ系）、「ベスコングルメ」（TBS系）、「サンデーPUSHスポーツ」（日本テレビ）など。趣味はゲームと競馬、特技はイラスト。