俳優の藤岡真威人がこのほど、自身が主演を務める連続ドラマ「ウイングマン」（テレビ東京系、22日深夜スタート）の制作発表会見に女優の加藤小夏、宮野真守、監督を務める坂本浩一氏らと出席。今作にかける意気込みや自身のヒーロー像について語り、会場を盛り上げた。
原作漫画の「ウイングマン」は、「電影少女」や「I”s」で知られる漫画家、桂正和さんの連載デビュー作で、1983～85年まで「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載された。特撮オタクの高校2年生、広野健太（藤岡）が、悪の手を逃れて異次元世界からやって来た不思議な少女、アオイ（加藤）と出会い、彼女が持っていたドリムノートに、自分が空想したヒーロー「ウイングマン」を描いたことから変身能力を手に入れてしまう物語で、作品生誕40周年を記念して実写ドラマ化される。
今作に対するファンの期待の高さを日々実感しているという藤岡は、「僕自身、本気でぶつかってやろう、僕自身も『チェイング（＝チェンジとウイングを合わせた造語）』するぞ、そういう思いで撮影に臨みました」と気合たっぷり。特撮好きの主人公を演じるために、YouTubeで過去の作品などを見て勉強したことを明かし、「ヒーローの所作とか、見栄とか技を自分の中でストックしておいたんです。『ここでぶっ込めそう』というときに出せるんじゃないかと思って」と話した。
藤岡のストイックさを加藤も「現場に入ったら、真威人くんがもう健太でしかなくて。ヒーローバカで…」などと絶賛。これに宮野も「（藤岡の父が藤岡弘、であることから）遺伝子はもう完璧だからね。ヒーロー遺伝子が」と共感した。坂本監督も2人と同じ意見で、藤岡のセンスに「初めてアクションを練習した時から父親の遺伝子を感じていた。現場で見せる目力や存在感は、遺伝子を強く受け継いでいる」と太鼓判を押した。
共演者らにベタぼめされた藤岡は「ホントですか？ ありがとうございます！」と大喜び。自身にとってのヒーローを聞かれ、「もう父の姿がくっきりと浮かび上がるぐらい、ヒーローですね。僕にとっても、きっと世界中の人たちにとってもヒーローだなって、胸を張って言えますね」と目を輝かせながら即答した。
≪番組概要≫
【タイトル】ドラマチューズ!「ウイングマン」
【放送日時】2024年10月22日(火)スタート 毎週火曜深夜24時30分〜25時00分