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朝ドラ「虎に翼」残り7話…9月19日第124話あらすじ 美佐江似の少女、美雪(片岡凜)を審判する寅子(伊藤沙莉)、朋一(井上祐貴)は航一(岡田将生)らに本心告白

iza(イザ!) 2024年9月18日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第25週「女の知恵は後へまわる?」(第121~125話)の第124話が19日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公で東京家庭裁判所少年部部長の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第25週「女の知恵は後へまわる?」振り返り

昭和45(1970)年、寅子の学友である山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)が弁護を担当する尊属殺の裁判は東京高裁が一審判決を取り消して実刑判決を言い渡し、最高裁に上告された。ある日、少年法厳罰化を進めようとする政権与党、政民党の幹事長、寒河江弘幸(外山誠二)が直々に最高裁長官の桂場等一郎(松山ケンイチ)のもとを訪ね、少年法改正や現体制に批判的な裁判官の存在について苦言を呈した。

寅子は、少年法改正をテーマとした法制審議会少年部会に東京家裁所長の久藤頼安(沢村一樹)らと出席。厳罰化ありきの法務省側のやり方に反対し、激論を繰り広げた。私生活では、夫の星航一(岡田将生)とともに大学院を中退した娘の優未(川床明日香)をそっと見守る日々が続いたが、ある日、長男の朋一(井上祐貴)が突如、最高裁事務総局から家裁へ異動を命じられた。裁判所の体制変革について有志とともに勉強会に励んでいたことへの見せしめとも言える人事に朋一は憤慨。寅子は言葉をかけることができなかった。

一方、航一は、よねと轟の事務所を訪問。尊属殺人をめぐる裁判について話した。よねは「心を痛めている暇なんてない」とし、被告の斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)の壮絶な半生に、自らの人生を重ね「決して珍しい話じゃない。ありふれた悲劇だ」「私は救いようのない世の中を、少しだけでもマシにしたい…だから心を痛める暇はない。それだけです」と述べた。

少年法改正について寅子は、少年部の判事や調査官からも意見を募った。調査官の音羽綾子(円井わん)は、裁判官の熱意に個人差がありすぎてその分の負担が調査官にのしかかっている点、少年の更生のためのケアが行き届かないことが常態化している点を指摘。人員不足をやる気のある個人の努力で補ってきた歪が顕在化していると、寅子たちの世代が放置してきた問題を批判した。話し合いに参加した朋一も同意見だった。

実家の猪爪家では、弟の直明(三山凌輝)が妻の玲美(菊池和澄)、息子の直正(平野絢規)とともに近所に引っ越すこととなり、ささやかな祝いが開かれた。優未は、すしと甘味が味わえる「笹竹」と雀荘で働きながら、伯母の花江(森田望智)のことも手伝っており、本人は充実して楽しそうだったが、寅子は娘の先行きに不安を感じていた。その晩、寅子は、さまざまな場所で働く猪爪家の家族と少年犯罪とその対処法について話し合い、活発な意見が交わされる様子に、相手が誰であれ、思っていることは口に出さないとわからないという確信を得た。

昭和46年夏、明律大女子部の一同が久しぶりに寅子の家で顔を合わせた。新潟市内で喫茶店「ライトハウス」を営む桜川涼子(桜井ユキ)は司法試験に挑戦中であることを告白。すると会合に遅れてやってきた山田よね(土居志央梨)が、「あたしらでこいつを絶対に受からせる」と言って、オリジナルの問題を手渡した。崔香淑(ハ・ヨンス)は「本当に、昔を思い出しますね」と当時を懐かしみ、涼子は涙をぬぐって「必ず満点をとって見せます」と気合を入れた。寅子は弁護士だったころを思い出し、「あの日誓った私に、私は少しでも近づいているんだろうか」と自問した。

昭和46年夏、明律大女子部の一同が久しぶりに寅子の家で顔を合わせた。新潟市内で喫茶店「ライトハウス」を営む桜川涼子(桜井ユキ)は司法試験に挑戦中。すると会合に遅れてやってきた山田よね(土居志央梨)が、「あたしらでこいつを絶対に受からせる」と言って、オリジナルの問題を手渡した。涼子は涙ぐみながら「必ず満点をとって見せます」と気合を入れた。同期たちが問題と向き合う様子を見て、寅子は学生時代を思い出した。

後日、考えごとをしながら歩いていた寅子は東京家裁の廊下で、20年近く前に新潟地家裁三条支部に勤務していた頃に知り合った森口美佐江(片岡凜)と瓜二つの少女と遭遇。相手は寅子に「もしかして…佐田先生ではないですか?」と話しかけてきた。美佐江であるはずがないのに、なぜ自分の名前を知っているのかと混乱した寅子が尋ねると、音羽から「美雪」と呼ばれたその少女は、寅子が有名な裁判官だからと答え、並木佐江子(辻沢杏子)に連れられて帰っていった。寅子は反射的に音羽の袖をまくり、赤い腕飾りがないことを確かめた。

「虎に翼」第124話あらすじ

寅子の名前を知る少女は同級生の少年を突き落とした疑いで調査を受けていた。寅子は音羽とともに、少女の審判を行う。

星家に顔を出した朋一は、航一と寅子に本心を打ち明ける。

一方、なかなか進まない美位子の裁判に、轟は時間がかかっているのは良い兆候だと美位子を励ます。

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