今年で43回目となる世界最大級のカスタムカーと関連製品の展示会「東京オートサロン2025」が、1月10~12日まで幕張メッセ(千葉市)で開催される。388社が出展し、851台の車両が展示される予定だが、来場者の目を楽しませるコンテンツは展示車両のほかにもたくさん用意されている。
東京オートサロン最大の見どころは、幕張メッセの広大な会場を埋め尽くす車両だ。出展各社がこの日のために準備を進めてきた数百台ものクルマは、コアなファン好みのチューニング、ドレスアップカーからビギナー向けのライトカスタム、近年人気の高いアウトドア仕様など、“年に一度のカスタムカーの祭典”に相応しいラインアップとなっている。また、車両の展示だけでなく、パーツやグッズを販売するブースが多く、買う楽しみがあるのも特長だ。ほかにも屋外会場を使った走行コンテンツや、人気アーティストによるライブステージが毎回人気を集めている。
今年は11日に屋外会場で「auto sport 60周年 & as-web 20周年記念 Honda F1走行」が行われる。車両は「Honda RA272」と「マクラーレンHonda MP4/5」の2台を使用。Honda RA272は60年前の1965年に、ホンダがF1初優勝を挙げたマシンだ。当日は元F1ドライバーの佐藤琢磨がステアリングを握り、デモランを披露する。一方、1989年のF1世界選手権で16戦10勝を記録し、ドライバーズ、コンストラクターズのダブルタイトルを獲得したマクラーレンHonda MP4/5は、エンジン始動を行う。なお、F1マシンの走行は、雨天時(降水量1mm未満、小雨/路面ウェット時も含む)は中止となる。
イベントステージでは、豪華アーティストがパフォーマンスを披露する「AUTO SALON SPECIAL LIVE」を開催する。11日はhitomi、相川七瀬、島谷ひとみ、Rainyが出演。12日は田原俊彦、柏原芳恵、DJ KOO、芹澤優 feat. MOTSU、新浜レオンがステージに立つ。
このほか国際会議場2Fコンベンションホールでは、前回に引き続き「e-SPORT EXPERIENCE」を開催。人気のプロゲーマーやゲーム配信者、プロレーサーや各界のトップが集結し、リアルを超えた対戦を繰り広げる。
入場料は10日(14:00〜19:00)が4000円、11日と12日(9:00〜19:00 ※12日は18:00まで)が3000円。チケットは電子チケットによる事前販売となる。