明石家さんまと木村拓哉が共演する正月恒例の特別番組「さんタク」(フジテレビ系)。2025年1月1日の放送では、今年元日の番組放送中に地震が発生し、9月には水害に見舞われ、いまも復旧・復興に取り組んでいる石川県・能登でロケを行い、2人が炊き出しを実施する。
のと里山空港に到着した2人は、池端シェフが経営する飲食店「mebuki-芽吹-」を訪れる。自身の店も被災した池端シェフは、震災直後に地元の野菜をかき集めた温かいスープの炊き出しを行っていたという。さんまと木村は、「少しずつ元気になってきている能登の姿を見せたい!」という人々の願いをかなえるため、最高の食材を使った炊き出しを“パシリ”として手伝う。
食材リストを渡された2人は、池端シェフから「人手も足りていないので、各場所のお手伝いをしつつ食材をもらってきてほしい!」と依頼される。輪島港へカニを受け取りに行くと、漁協の荷揚げ場が人手不足で困っていると聞いてお手伝いへ。続いて、農園へ野菜を受け取りに行くと、自ら収穫作業にも挑戦する。また、地震の影響で練習場所がなくなり、現在は合同で練習を行っているという少年野球チームとも交流するなど、能登の人たちと直接触れ合い、2人も元気をもらう。
メインイベントの炊き出しは、仮設住宅や周辺住民の人々に向け、約1000人分を調理して配布。さんまと木村の登場に、会場は大盛り上がりとなった。