Infoseek 楽天

Meiji Seika ファルマ、レプリコンワクチンめぐり注意喚起の新聞広告掲載 情報発信のためXアカウントも開設したばかり

iza(イザ!) 2024年10月16日 12時9分

Meiji Seika ファルマが16日、新聞各紙に掲載した一面広告が話題になっている。SNS上でユーザーらによって拡散されるなか、同社の公式X(旧ツイッター)アカウントでも次世代mRNAワクチン(レプリコンワクチン)をめぐる投稿に対し、注意喚起を行った。

同アカウントではこの日、「本日10月16日(水)の朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞などの朝刊に注意喚起広告を掲載しました」とつづり、注意を促す文書を投稿。掲載された広告と同様の内容で「新型コロナウイルス感染症に対する次世代mRNAワクチン(レプリコンワクチン)に対して、ソーシャルメディアなどで科学的根拠のない話やデマの投稿が相次いでいます」とし、「顔や名前も知らない方が発信した情報ではなく、ワクチン接種については、あなたのことを良く知るかかりつけ医やお近くの医療機関にご相談下さい」と呼びかけた。

なお、同社は1日、公式ホームページで情報サイトを公開。11日には情報発信のために公式Xを開設したばかりだった。開設にあたり、「次世代mRNAワクチン(レプリコン)『コスタイベ筋注用』に対して、ソーシャルメディアなどで科学的根拠のない主張やデマの投稿が相次いでいます。今後は既存の当社ホームページに加え、X(旧Twitter)の公式アカウントにおいても情報発信に努めていきます」と投稿していた。

レプリコンワクチンは、今月1日から開始となった65歳以上の高齢者らを対象にした新型コロナワクチンの定期接種で使用が始まったが、一部学会などが「ワクチン接種者から未接種者に感染する懸念がある」との見解を表明。厚生労働省は「安全性に重大な懸念は認められない」とするが、大手ヨガスタジオや美容院などでは入店制限の動きも出ており、政府が冷静な対応を求めていた。

この記事の関連ニュース