女優の上野樹里が主演を務めるスペシャルドラマ「監察医 朝顔2025新春スペシャル」(フジテレビ系)が、1月3日午後9時から放送される。
2019年7月期に「月9」として第1シリーズが放送され、20年11月から第2シリーズ、さらに21年1月と22年9月にSPドラマが放送された人気作。興雲大法医学教室の法医学者、万木(桑原)朝顔(上野)が遺体を解剖することでその人の“生きた証”を見つけ出し、残された生きる人々の心まで救っていくさまをハートフルに描いた。
今作では、東日本大震災で行方不明になった母の“生きた証”を探しながら、笑顔と涙を繰り返し、懸命に生きてきた朝顔と父、平(時任三郎)に別れの時が訪れる。
「監察医 朝顔2025新春スペシャル」あらすじ
前作、「監察医 朝顔 2022スペシャル」では、2人の育児や認知症が進行する平との生活に悩む朝顔の心の変化が描かれたが、平は望み通り、岩手県仙ノ浦の老人ホームに移り、朝顔一家は朝顔、真也(風間俊介)、長女のつぐみ(永瀬ゆずな)、次女の里美(中村千歳)の家族4人の暮らしが始まった。成長したつぐみは時に反抗的なことも言うようになり、真也を少し寂しくさせながらも、愛にあふれる幸せな日々が続いていた。
そんな折、溺死とみられる遺体が発見される。遺書も見つかっており自死と思われたが、解剖を通じて溺死にしては不審な点がいくつか見受けられ、他殺の可能性が浮上する。また、感電死とみられる遺体が続けて見つかり、解剖の結果から2つの事件のつながりが判明する。懸命に捜査にあたる真也は、山倉伸彦(戸次重幸)、森本琢磨(森本慎太郎)ら強行犯係のメンバーとともに、その先にある大事件に肉薄していく。
同じころ、つぐみは「じいじ(平)を見た気がする」と近くにいるはずのない平について不思議なことを話し始め…。