10月18日にスタートする連続ドラマ「D＆D～医者と刑事の捜査線～」（テレビ東京系、毎週金曜午後9時）に主演する俳優の藤木直人と寺島進が10日、東京・六本木で行われた同局の10月期編成説明会にゲストとして登場。ドラマのテーマにかけて、最近身の回りに起きた「事件」を明かした。
地域医療が破綻の危機にひんしている街を舞台に、病院再建を期待された外科医、紙子良（藤木）と組織に忖度（そんたく）しないベテラン刑事、弓削文平（寺島）が異色のバディを組み、社会からこぼれ落ちてしまった人々が起こす事件とその背景にある人間ドラマを描くヒューマンミステリードラマ。
この日の会見で、司会から「最近起きた事件」について聞かれた藤木は「一昨日の日曜日にファイナンシャルプランナー2級の試験を受けに行ったんですよ。試験を受けること自体がもう大学生ぶりぐらいで…」と切り出し、前日のうちに筆記用具、身分証明書と試験で使う電卓を準備して当日の朝に過去問題を解き、万全の状態で試験会場に向かったと説明した。しかし試験開始時間の30分前に会場に入りカバンを開けたら「電卓がなかったんですよ。『事件だ！』と思って…」。まさかの事態に慌ててマネージャーのLINEに連絡したが、その時点で試験開始10分前で、会場ではスマートフォンの電源を切るよう指示があったという。藤木は「こうなったら手で計算するしかない」と覚悟を決めたそうだが、そこへ背後からマネージャーが電卓を差し出し、ピンチを救ってくれた。偶然、試験会場と事務所が近かったそうで、藤木は当時を振り返り、マネージャーを「今年一番の仕事をした！」と絶賛した。
試験の合否は、ドラマの第1話が放送されたすぐ後の10月21日に発表されるといい、自身で「どんだけ先なの！」とツッコミを入れて会場を笑わせた。