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前澤友作氏、労働時間を8→6時間に短縮で「売上も利益も下がるどころか上がった」 過去の施策を振り返る

iza(イザ!) 2025年1月24日 11時37分

衣料品通販大手ZOZO創業者で、実業家の前澤友作氏が24日、X(旧ツイッター)を更新。ZOZOの前身である「スタートトゥデイ」時代の人事施策とその効果を振り返り、ネットユーザーたちの間で意見が交わされている。

前澤氏は「ZOZOの時に社員の労働時間を8時間労働から6時間労働に短縮してみたことがある」と切り出し、その効果について「売上も利益も下がるどころか上がった。これは1時間あたりの労働生産性が上がったということ」と説明。続けて、労働時間短縮により「ポジティブな感情が社員の士気を上げた」「一人ひとりが効率化を考えた結果多くの無駄が削減できた」と導入した施策がうまくいった理由を分析した。

さらに、前澤氏は「労働生産性は気分やムードで向上させられる。スポーツチームなんかでも士気によってパフォーマンスが大きく変わってくるのはよくある話」と前置きし、「経済を根性論で語るなって怒る人いるけど、働く人が人間であるかぎり、感情や気持ちの持ちようで生産性が大きく変わる現実も見逃せない」と持論を述べた。

1日6時間労働を導入したのは2012年のことで、生産性やワークライフバランスの点からも当時、注目を集めていた。この日の前澤氏のポストにも「うちの職場も試してほしい」「だらだら働くより効率よさそう」「人によるかもしれないけど、勉強の仕方もコレに近いと思ってる」「基準を6時間にしてくれ!昼休みなんかいらんから!」などの反響が寄せられている。また、同時に「売上や利益が続くのかも気になりますね」「残業は変動あったのだろうか」「素晴らしい実績だと思うが、他社において再現性があるかな」といった疑問の声も見受けられた。

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