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京都国際甲子園V 創部初戦0-34コールド負け→25年で日本一 SNS「スクール☆ウォーズみたい」「伏見工思い出した」

iza(イザ!) 2024年8月23日 15時53分

第106回全国高校野球選手権大会で初優勝を飾った京都国際(京都)の快挙が、ネットで「まるでスクール☆ウォーズのようだ」などと話題になっている。

京都国際は、1947年に創立した京都朝鮮中が前身で、58年に京都韓国学園となった。野球部は99年に創部。同年、日本高校野球連盟に加盟して夏の京都府大会に出場したが、初戦は98年の夏の甲子園大会で準優勝した京都成章に0-34で5回コールド負けを喫した。京都国際の小牧憲継監督は京都成章のOBで、その試合に内野手として出場。25年の時を経たこの日、「こんなおっさんに素晴らしい夏休みをもらえたなと、もうほんとにありがとうの一言です」と笑顔を見せた。

無名の弱小チームが全国制覇を果たすという道のりは、84年に放送された連続ドラマ「スクール☆ウォーズ」(TBS系)を彷彿させる。ドラマのモデルとなった京都の伏見工(現京都工学院)のラグビー部が0-112と大敗したことをきっかけに、さまざまな困難を乗り越えて全国制覇を果たした軌跡を描いた。

京都国際の偉業を受け、「スクール☆ウォーズ」を思い出したというネットユーザーが続出。この日、SNSには「感動のドラマ」「なんか『スクールウォーズ』みたい」「スクールウォーズのような歴史があったんだ」「伏見工業思い出したけど、同じ京都の高校なのは偶然なの?」といったコメントが相次いだ。

この日の決勝は緊迫した投手戦となり、九回を終わって両校無得点。その後、タイブレークに突入し、京都国際が十回表に2点を奪い、1点差で初の栄冠を手にした。

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