NHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)第19週「母親って何なん?」(第91~95回)の第92回が11日、放送される。
平成元年生まれのヒロイン米田結(橋本環奈)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。
「おむすび」第91回振り返り(ネタバレ)
結と夫の翔也(佐野勇斗)は、娘の花(宮崎莉里沙)を連れて神戸にある結の実家を訪ねた。翔也は義父母の聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)に、会社を辞めて本気で理容師の仕事を目指したいと打ち明けた。聖人が資格が必要で簡単になれるものではないと言うと、翔也は聖人たちが営む「ヘアサロンヨネダ」で実務経験を積みながら3年間、通信教育で学んで資格を取るという計画を説明した。愛子は授業料などお金の面を心配したが、結は、給料が上がり、ある程度貯金もあるから大丈夫と強調。聖人は後継ぎがいないことに同情したのなら断ると言ったが、翔也は店を手伝うなかで、客の髪だけでなく心まで整えるすばらしい仕事だと感じたと答えた。翔也は週に5日、午前10時から午後4時まで聖人とともに働くことになり、聖人を「おやっさん」、愛子を「愛子さん」と呼ぶことにした。翔也がいるため、聖人は愛子に休憩をとるよう指示。その間、愛子がブログを更新しようとすると、1通のDMがきていた。白木淳一郎と名乗る人物からの「一度、お会いできませんか?」というメッセージで、愛子は大混乱するが詳細は言えなかった。その後、愛子は「そうですね。ぜひお会いしたいと思います」と返信。すぐに明日ならどうかと返事が届いた。
結が働く大阪新淀川記念病院のNST(栄養サポートチーム)では、新たに入院してきた17歳の曽根麻利絵(桧山ありす)が対象患者となった。麻利絵は低栄養状態で、肝機能障害を起こしていた。かなり痩せていて、NSTが回診でもっと食べるように勧めると、麻利絵はダイエットを理由に脂質と糖質はとりたくないという。スマートフォンのアプリで加工した自身の画像を見せながら「え、かわいくなりたいって思ったらあかんの?」という麻利絵の言葉が、結の心にひっかかった。
「おむすび」第92回あらすじ
愛子は、聖人に黙って、DMを送ってきた白木に会いに大阪・梅田へ出向く。
一方、結は麻利絵の母、紗英(潮田由香里)に聞き取りをして、ダイエットする前はお好み焼きが好きだったと知る。そこで麻利絵を、ホテルのバイキングのようにさまざま料理を並べ、好きなものを食べてもらいながら食事指導する「食べ方講習会」へ誘ってみる。