鈴鹿央士と松本穂香がダブル主演を務める月9「嘘解きレトリック」(フジテレビ系)の第7話(18日放送)に、黒羽麻璃央、温水洋一、坂東希がゲスト出演する。
「別冊花とゆめ」(白泉社)で連載されていた都戸利津さんによる同名漫画を原作に、「ガリレオ」シリーズ(2007年~22年)の監督、プロデューサーがタッグを組んだ話題の月9。昭和初期を舞台に、鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵、祝左右馬(鈴鹿)とウソを聞き分ける助手、浦部鹿乃子(松本穂香)が「ウソ」と「マコト」が入り交じる難事件に挑む。
黒羽が演じるのは、絵描きの桐野貫二。リリー(村川絵梨)が働く、カフェー「ローズ」に足しげく通っている。ある日、貫二はリリーと映画を見ることを約束。映画館に向かう途中で殺人事件があり、通り道が封鎖されていた。三十番街の「幽霊屋敷」とうわさされている家の前を通ると、首をつった女性の霊と目が合ったという。幽霊を見てびっくりした拍子に転んで骨折をした貫二はそのまま入院。一方、そんなことになっていると知らないリリーが、映画館で貫二を待っていると、謎の女性が現れる。
強盗殺人犯として追われる男を温水が演じる。三十三番街のとある家で殺人が起き、家中の金品がすべて取られていたことから、刑事の端崎馨(味方良介)が強盗殺人として捜査に着手。そのなかで、事件のあった家の前で男の目撃情報が寄せられる。男はカバンを持って事件のあった家から出てくるところを目撃されており、端崎が男の行方を追う。
坂東は、貫二を探す謎の女性役で出演する。この女性は、映画館で貫二を待つリリーの前に現れ、貫二が描いたリリーの似顔絵を持っている。前の日の晩、貫二と一夜を共にしたという。彼女は、貫二が絵と映画の券を家に忘れたため、リリーに声を掛けるが、貫二はこの女性に心当たりがない。話を聞いた左右馬は、貫二が見た幽霊とリリーを訪ねたこの女性に何か関係があると疑う。