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「ベルセルク」無断アニメ化に白泉社が注意喚起 月額2800円の“資金調達”も

iza(イザ!) 2024年9月11日 18時37分

2021年に亡くなった漫画家、三浦建太郎さんの代表作「ベルセルク」を新たにアニメ化するというプロジェクトについて、白泉社が11日、著作権者が許諾したものではないとX(ツイッター)で注意を呼びかけた。また、このプロジェクトがYouTubeに公開しているティザー動画は無許可のものだという。

「ベルセルク」は白泉社の青年誌「ヤングアニマル」などで連載されたダークファンタジー。海外のファンも多く、これまでにテレビアニメや劇場版アニメが製作されている。三浦さんの死後は、三浦さんを手伝ったスタジオ我画が漫画を担当。三浦さんと親交があり、「ホーリーランド」で知られる漫画家の森恒二さんが監修する形で連載が再開された。

同社は「ベルセルク」のアニメ製作を告知したXアカウントとウェブサイトがあるとして「著作権者である三浦建太郎(スタジオ我画)は許諾しておりません。また、使用されている映像も無許可のものです」とXのベルセルク公式アカウントで注意喚起。海外の読者向けに英語や韓国語などでも投稿した。

問題のサイトは「ファンによるアニメ製作」だとして、月額5~20ドル(約700~2800円)の支援をサイト訪問者に要請。サイトがアニメ化したシーンと原作漫画を比較する動画をYouTubeに掲載していた。Xでは「無許可でアニメ作ってお金集めしたら、注意されるのは当然」「よく勝手にやれたもんだな」「公式の素材を使ったらファンメイドとは言えない」などとあきれたようなコメントが見受けられた。

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