日本航空が26日午前、社内外をつなぐネットワーク機器にサイバー攻撃を受けた影響でシステム障害が発生したと発表したことを受け、X(旧ツイッター)では「サイバー攻撃」「国内線・国際線」などと関連ワードがトレンド入り。SNSにさまざまな反応が寄せられた。
日航によると、この日午前7時24分ごろからシステム不具合が発生。同8時56分に障害の原因となっている要因を特定し、対処したと発表した。同10時時点で30分以上の遅れが確認できたのは14便。現在はシステムの復旧状況を確認中で、この日出発する国内線・国際線ともに販売を停止している。
発表を受け、SNSには「年末年始の忙しいこの時期を狙ってくるとはな」「JALのアプリにもログイン出来ない」「これは移動中の方は困るな」「あぶねぇw 今着いて降りたとこだわ」「たまたまANAでした。JALのお客様可哀想」との声や、「日本航空のスタッフのみなさんが一番大変だと思います」「JALさん、がんばってください!!」などと対応に追われた同社へのエールが多数寄せられた。
ちょうど日航機に搭乗中だったという乗客からは「今JAL乗ってます(汗)」「今空の上を飛んでるJAL機は大丈夫?まさに乗ってるんですけど…」などと不安の声も。また、年の瀬のシステム障害に「帰省ラッシュ前に大丈夫なのか?」「年末年始の運航に影響でると大変」「早期回復を願ってます!」などと心配するユーザーも多く見受けられた。
また、プロ野球・阪神などで活躍した“超人”糸井嘉男さんも自身のXを更新。「JAL…。乗れなかった サイバー攻撃てなんですの? #新幹線に変更」とあおりを食ったことを報告した。
同社広報部によると、システム障害による現在飛行中の機材の安全に影響はないそうで、年末の運航についても「帰省ラッシュへの影響はなるべく出ないよう回復に努めているところ」だという。