Infoseek 楽天

朝ドラ「虎に翼」“イマジナリーはるさん”(石田ゆり子)サプライズ登場で視聴者歓喜「最後に号泣」「胸熱」 ダイジェストには犬熱演の迷シーンも

iza(イザ!) 2024年9月27日 8時43分

HK連続テレビ小説「虎に翼」の本編最終話が27日、放送され、ヒロインの母、猪爪はる(石田ゆり子)が“イマジナリー”としてサプライズ登場し、視聴者を喜ばせた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描いた「虎に翼」。ヒロインの佐田寅子役を女優の伊藤沙莉が演じた。この日は、第26週「虎に翼」(第126~130話)の最終日で、本編の最終話となった。物語の時代は昭和から平成に移り、寅子が亡くなって15年が経った世界線が描かれ、寅子は、子供たちを見守る「亡霊」として登場した。

寅子の娘、優未(川床明日香)は着付けや茶道、雀荘と寄生虫研究の雑誌編集、繁忙期の「笹竹」の手伝いと忙しい日々を送り、義姉、猪爪花江(森田望智)は、ひ孫に囲まれる生活を送っていた。優未は、自分の人生に不満はないが、あまりにも寅子と違う人生を勝手に比べて落ち込む日々を過ごしていた。そんな優未は、寅子がかつて家裁で不処分にした並木美雪(片岡凜)と会い、40代になって会社をクビになったという彼女に法的な助言をし、寅子の知り合いの弁護士を紹介した。

寅子の夫、星航一(岡田将生)も年老い、優未、朋一(井上祐貴)、のどか(尾碕真花)の子供3人に見守られながらの生活を送り、寅子がいないさみしさを感じながらも、余生を楽しんでいた。航一には寅子の亡霊が見えるのか、横にいる寅子と会話をしながら、寅子が横浜家裁所長に就任した直後、元最高裁長官の桂場等一郎(松山ケンイチ)と交わした法律談義について思い出した。

「笹竹」で桂場のほか、学友の山田よね(土居志央梨)、桜川涼子(桜井ユキ)、竹原梅子(平岩紙)、崔香淑(ハ・ヨンス)、轟太一(戸塚純貴)らと法律について語っていると、寅子は、はるの幻影を見た。「どう、地獄の道は?」というはるに、寅子は「最高! です!」と返答。はるの幻影はうれしそうに「…そう」といって姿を消した。

26日に放送された第129話では、寅子の前に亡き夫、優三(仲野太賀)が“イマジナリー優三さん”となって登場し、視聴者を喜ばせたが、はるもイマジナリー化して最終回に登場。粋な演出に視聴者は大喜びで、SNSには「最後にはるさんで号泣」「イマジナリーはるさん!! ここで、この展開 胸熱」「はるさんが出てきて涙腺がついに…最後まで本当に素晴らしいドラマだった」「寅子という稀有な女を創ったのは確かにはるさんだったというだけでも本当に胸熱」「終わってしまったー 最後のはるさんに泣いた」といったコメントが殺到した。

また、この日は最後に主題歌「さよーならまたいつか!」が流れる構成で、これまでの名シーンがダイジェストで流れた。そんななか、石田が劇中劇で「犬役」を熱演している迷シーンで紹介されたため、「ダイジェストのはるさん犬で吹き出したけど、何故あれを使う!? 笑うやろ」「エンディングでさまざまな場面カット流れたけど猪爪家劇場での犬姿の石田ゆり子さんを入れるスタッフさんのセンス」「石田ゆり子さんの犬が出てきて吹き出したw」といった書き込みも寄せられた。

この記事の関連ニュース