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朝ドラ「虎に翼」ライトハウスのドアに墨汁…涼子さま(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)への嫌がらせに視聴者激怒!

iza(イザ!) 2024年7月30日 9時6分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第87話が30日、放送され、ヒロインの学友、桜川涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)が営む喫茶店「ライトハウス」が「嫌がらせ」を受けていることがわかり、視聴者から怒りの声が上がった。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じている。ドラマは第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第86~90話)が放送されており、ある放火事件が発生した。火災があったスマートボール場の経営者である朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が逮捕され、事件の裁判を担当した寅子は、朝鮮人への差別が根深くあることを実感した。

昼休みになり、新潟地裁本庁で判事を務める星航一(岡田将生)とともにライトハウスを訪れた寅子は、墨汁がかけられたドアを雑巾でふき取っている涼子の姿を目撃。寅子が声をかけると、涼子は「ごめんなさい。でもお気になさらず」といって、店内に招き入れた。しかし寅子は流すことができず、涼子に話を聞いた。涼子は「私たちにもよく分からないの」と前置きしたうえで、何年も前から、月に1、2回の頻度でこの被害に遭っていると明かした。警察も取り合ってくれず、涼子たちもだんだんと嫌がらせに慣れてきたという。

すると玉が重い口を開き、「新潟に来てすぐ、涼子ちゃんは私のためにこの店と関係する多くの方とたくさん話し合いを重ねてくれたんです。その話し合いを知らない人たちが、私たちがひいきされていると思ったようで…。涼子ちゃんが店のご主人たちに、その、色目を使ったなんて、うわさが流れたり」と説明。寅子は顔をこわばらせるが、涼子は「その話はもう笑い話よ。すぐにお店の奥さまたちが味方になって、うわさを否定してくださいましたし」とし、玉も周囲に不快な思いをさせないように努めているが、迷惑をかけていることもあるかもしれないと述べた。

話を聞いた寅子は「ああっ~!」と声を上げ、「私、悔しくて、情けなくて」「戦争が終わって、新しい憲法が出来て、全ての人が平等である正しい世の中になった…はずなのに。今、扱っている事件や、玉ちゃんを取り巻くものは…」と悔しさを口にした。そして顕洙の裁判の担当に自分はふさわしくないかもしれないと弱音を吐いた。航一は「全ての事件に公平でいるなんて無理ですよ」と気遣った。

ライトハウスへの嫌がらせが明らかになり、SNSでは「誰だ! 涼子さまのところに嫌がらせするなんて!!!」「ライトハウスの大事なドアに ひどい!」「ちょっと何どうしたの?」「え? なんでここまで嫌がらせされるの?」「月に1度か2度嫌がらせに遭ってるだと」と怒りのコメントが続出。「余所者に対する嫌がらせかな」「涼子さまへのやっかみや玉ちゃんへの差別…余所者への感情も混じってるのかな」と推測する声もあった。

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