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大河「光る君へ」宣孝(佐々木蔵之介)突然の“退場”に「ナレ死ならぬ使者死!?」「正妻から知らされるとは」「弔いも済ませた…妾の辛さ」

iza(イザ!) 2024年7月28日 20時31分

女優の吉高由里子が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合など)の第29話が28日、放送され、ヒロイン、まひろ(吉高)の夫、藤原宣孝(佐々木蔵之介)が突然亡くなる展開に、多くの視聴者が衝撃を受けた。

平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者として知られる紫式部(まひろ、吉高)の幼少期からの生涯と、「源氏物語」の執筆や権力者、藤原道長(柄本佑)とのかかわりを軸に描く波乱の一代記。宣孝はまひろの幼少期から付き合いがある親戚の貴族で、利発で気が強く変わり者のまひろのことを、妹や娘のようにかわいがってきた気のいいおじさん(史実では紫式部のまたいとこ)。世渡り上手でさまざまな官職を歴任し、下級貴族ながら裕福な暮らしをしている。すでに正妻や妾がいたが、道長のことを忘れられないまひろの思いを尊重したうえで、プロポーズ。まひろもその包容力に惹かれて夫婦となった。仲違いした時期もあったものの、まひろが身籠ったのが道長との間の子供であることを知りながら一緒に育てようと寛容さを示し、その娘、賢子(永井花奈)が生まれてからは夫婦仲は円満だった。

この日の放送で、まひろの屋敷に帰ってきた宣孝は、彼女の父、藤原為時(岸谷五朗)が越前守の任を解かれて無職となったことに触れ、自身の大事な義父でもあるのだから経済的な援助はするし、どこにも行かぬと約束してまひろを安心させ、成長した賢子をかわいがり、親子3人水入らずの楽しいひと時を過ごした。夫としても、父としても理想的すぎる宣孝の描写が続いたため、その先の展開を心配する視聴者が続出。SNSには、「これはフラグ…」「宣孝さま、なにかをバンバンたててくような言動やめて…」「いやいや好感度上げすぎで怖い」「幸せ芝居が多いとその後が」といったコメントが続々と寄せられた。

そこに、伊東敏恵アナウンサーのナレーションが重なり、翌朝、山城国府へ向かった宣孝が「それきり戻ってこなかった」と説明。「戻って…来ないだと…?」「ナレ死? ナレ死なの!?」と視聴者がざわつくなか、まひろのもとを、宣孝の正妻の使者が訪れて、宣孝が急な病で亡くなったと知らせた。

弔いの儀もすでに済ませたと話す使者に、まひろは何の病気かと尋ねたが、豪放で快活だった宣孝の姿だけを覚えておいてほしいと正妻の意向から、使者も最期の様子は知らされていないとの答えが返ってきた。死に目に遭えず、詳細を知ることもできない妾の立場の切なさに、「ナレ死ならぬ使者死!?」「正妻から知らされるとは」「弔いも済ませた…妾の辛さ」と同情する書き込みも見受けられた。

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