産経デジタルのゲームレーベル「HYPER REAL」は9日、京都市で19日から21日にかけて行われるインディー（独立系）ゲームの祭典「Bitsummit Drift」に出展すると発表した。ゲーム配信サービス、Steamでウイッシュリスト登録者が3万人を超えたアドベンチャーゲーム「SAEKO: Giantess Dating Sim」（SAFE HAVN STUDIO）などを出展する。
「SAEKO」は、不思議な力を持つ少女、冴子によって身体を親指ほどのサイズにされてしまった主人公が、彼女の机の引き出しで生活するというストーリー。他の「小人」を管理したり、冴子の話し相手になったりしてゲームを進めていく。冴子の機嫌を損ねて握りつぶされる展開もあるといい、配信ページでは「インディーゲーム史上最も濃い、開発者の性癖」が特徴に挙げられている。
HYPER REALはBitsummit Driftで「SAEKO」「SKY THE SCRAPER（スカイ・ザ・スクレイパー）」「Telebbit（テレビット）」「Dome-King Cabbage（ドームキング・キャベツ）」の4タイトルを出展。来場者にメディアミックス作品「serial experiments lain」などで知られる人気クリエイター、安倍吉俊氏によるブランドアートをあしらったポストカードなどのノベルティーを配布する。また、試遊アンケートの回答者にオリジナルサコッシュをプレゼントする。
Bitsummit Driftの入場料は一般/大学生が2000円（以下税込み）、高校生が1000円、小中学生は無料。HYPER REALは19日夜、同市内のカフェバーで入場無料のDJイベントを開催するとしている。