女優の高橋ひかる(「高」ははしごだか)が昨年12月に行われた、毎年恒例のオスカープロモーションの晴れ着撮影会に出席。2024年は連ドラ「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系)で主演を務め、今年1月期の「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS系)の出演も控えているなど、大活躍している高橋に、今年の目標やプライベートでハマっていることなどを聞いた。
――撮影会で初めてセンターに立たれていましたが、感想を教えてください
「あまりセンターらしくないセンターだったと思います(笑)。晴れ着の撮影会は『今年のオスカーはこんな感じですよ』とお披露目する場なので、私がドシンと構えるというより、『オスカーの一員です』という気持ちで立たせていただきました。
でも、最後のあいさつを私が担当させていただき、ちょっと例年とは違うドキドキ感がありました。誰が撮影会に参加するのかは事前に聞いていますが、並び順はその日の朝に聞いたので驚きました(笑)。過去にセンターを担当されていた方はどんなコメントをされていたのかと思い出しながら、あいさつさせていただきました。『まだ荷が重いんじゃないか?』という気持ちもありましたが、自分よりも年下の参加者がどんどん増えているので、後輩たちから『こういうタレント、女優もいいな』と思ってもらえる、いいきっかけになってほしいです」
――今年の晴れ着は、鮮やかな青緑の地にカラフルな桜がちりばめられた、あでやかな装いですね
「あまり見たことない青緑の色合いで、ラメが散りばめられていて光が当たった時のきらめきが美しいですよね。上は鮮やかなグリーンなのですが、下にかけてネイビーのような濃い色味に変化していくのもすてきです。パッと見ると正当派な感じもしますが、ダークな色が入ることで締まった品の良さがあると感じました」
――プライベートでハマっていることを教えてください
「昔からですが、『ポケモン』のゲームをずっとやっています! 『ポケモンカード』のアプリ『ポケポケ(ポケモントレーディングカードゲームポケット)』でも最近、私の好きなポケモンのカードが出たので、お気に入りを自分のデッキに入れるために必死なんです(笑)。
アウトドアな趣味だと、トレッキングに興味があります。まだ本格的な登山はできていないのですが、まずは運動をしようと思ってゴルフや、おうちでダンスするなどして、登山するための体力をつけるようにしています。
作品に入っちゃうとプライベートの時間が少なくなるので、お休みが取れる時は趣味を充実させています。仕事と趣味を両立できないと、私はふてくされちゃうので、どちらも楽しんでいます(笑)」
――演技ではアクションに興味があるそうですね。ハマったきっかけは?
「元々『バイオハザード』とかアクション系の映画が好きだったのですが、最近『劇団 新感線』さんの『バサラオ』という舞台を見に行く機会があり、殺陣がすごくカッコよかったんです! これまでは肉弾戦のアクションが好きだったんですけど、『バサラオ』のような武器を使ったアクションもかっこいいなと憧れました。
24年に公開された映画『赤羽骨子のボディガード』で共演させていただいた堀丞さんがすごくアクションの得意な役者さんで、役につなげるためにダイビングライセンスを取ったり、ボクシングを習い始めたりする方で、めちゃくちゃアグレッシブでかっこいいなと思い、影響を受けました。私も“拳”で役をつかみ取れる女優になりたいです(笑)」
――2025年の目標を教えてください
「毎年、いろいろなことへのチャレンジを目標としています。そのなかでも、出会いが、この仕事では本当に大切だなと思います。いい出会いがあった時に、全力で挑めるための準備をしておくことが大事なので、習い事などいろいろなことに向き合っていきたいです。でもバラエティーも大好きなので、他方面での活動をしていきたいです」
高橋ひかる(たかはし・ひかる)
2001年9月22日生まれ、滋賀県出身。14年「第14回全日本国民的美少女コンテスト」にてグランプリを受賞。16年、映画「人生の約束」のヒロインで女優デビューし、17年にNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」でドラマデビューを果たす。25年1月期「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS)では主人公・まどかの医学部時代からの同期でよき仲間である研修医の尾崎千冬を演じる。またバラエティー、モデルとしても活躍中。