NHKは14日、放送中の連続テレビ小説「おむすび」に、関口メンディー、嶋尾康史、川西賢志郎、三宅弘城、萩原利久、なるみ、前野えまが出演すると発表した。いずれも、ヒロイン米田結(橋本環奈)の恋人、四ツ木翔也(佐野勇斗)が所属することになる社会人野球チームを擁する「星河電器」の関係者を演じ、関口、川西、前野は朝ドラ初出演となる。
平成元年生まれのヒロインが、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。ドラマは今後、結が栄養士になるべく神戸市内にある専門学校に進む一方、翔也は、星河電器のピッチャーとしてスカウトされ、大阪で社会人野球の道に進む。
関口メンディー
星河電器野球部のエース、澤田龍志。翔也の先輩で、力強い投球が持ち味。アスリートとして食事にも気を使う、進歩的な一面も持つ。
【コメント】「名作を生み続けるNHKの朝ドラに参加できて、とても光栄です。澤田はストイックで、野球に対して真摯に向き合うキャラクター。それでいて先進的です。彼の生きざまに共感する部分が多く、演技にもより熱が入ったように思います。変化は時に世の中に対して摩擦を生みますが、それでも自分の見たい世界のために一生懸命に進む彼をとおして、何か感じてもらえたらうれしいです」
嶋尾康史
星河電器野球部監督、中村重治。各選手の個性を上手に育成し、プロ野球界へも毎年優秀な選手を送り出している。
【コメント】「今回頂いた役が社会人野球部の監督・中村重治という事で、久々にユニフォームを着てグランドに立った時は何か懐かしい感じと新鮮な感じが入り混じった不思議な感覚でした。自分的にはとても感情移入しやすい役どころで監督からすれば野球部員は我が子同然の存在のはず! そんなかわいい翔也がこの先どうなっていくのか、僕も視聴者の皆さんとともに翔也の人生を見守りたいと思います」
川西賢志郎
「スポーツ関西」の記者、松本。野球ひとすじ、期待の選手を取材することに生きがいを感じている。
【コメント】「スポーツ関西」という絶妙に実在してそうなネーミングの新聞社に勤めて、星河電器の選手たちを熱心に取材しています。現場では、野球経験が浅いなか懸命に取り組む役者さんたち、それをサポートする方々の姿を拝見することで、自分も新たな栄養をもらいました。この作品とお茶の間とが、これから益々結ばれていくのを最後まで見届けます」
三宅弘城
社員食堂のベテラン調理師、立川周作。社員食堂の古株として、献立や調理方法一切を取り仕切っている。阪神タイガースのファンで、野球部の面々にはいつも大盛りをサービスする。
【コメント】「『あさが来た』以来2回目の朝ドラ出演、大変嬉しく思っております。しかも大好きな大阪が舞台、阪神タイガースファンという役の設定(プライベートでも虎党です)、ワクワクしながら現場に入りました。職人気質で頑固者な役ではありますが、撮影現場ではスタッフ、キャストの皆さまと楽しく演じることができました。どうぞよろしくお願いいたします!」
萩原利久
社員食堂の若手調理師、原口尚弥。立川が決めた献立や調理方法に従っているが、内心思うところはあり、なかば諦めている。
【コメント】「2度目の朝ドラに出演させていただきます。厨房という限定的な環境だからこそ起こる人間の物語が面白く描かれています。そして10代の頃からの友達がヒロインを務める朝ドラに出演できることがうれしく、楽しい撮影でした」
なるみ
総務部社員、大久保育代。シャキシャキした性格で、野球部の翔也たちにも容赦ないベテラン。
【コメント】「ありがたい事に1シーンのみの出演も含めると4度目の朝ドラ女優です(笑)今回の撮影現場も結びたての『おむすび』のように温かくて、すぐに星河電器茨木営業所・総務課のこんな人おるおるみたいな大久保育代を楽しめました。是非とも皆様の毎日に『おむすび』が『ある時!』で宜しくお願いいたします」
前野えま
総務部社員、田中茜。食堂の味付けが濃いことに不満な、翔也の先輩。
【コメント】「お仕事を始めた9年前から朝ドラに出演することを目標に掲げて頑張ってきたので、叶える事ができて本当に嬉しいです。毎回撮影に行く度に、夢にまでみた朝ドラの現場にいることを実感して、喜びを抑えるのに必死でした。私が演じる田中茜は、先輩として翔也を温かく見守りながら働く、とても明るいキャラクターです。初めて関西弁にも挑戦したので、そこにも是非注目してください!」