俳優の磯村勇斗が来年1月期の連続ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(TBS系、金曜後10時)に出演することが決まった。同局ドラマへの出演は、今年1月期の「不適切にもほどがある!」以来1年ぶりとなる。
漫画家の浅見理都さんが月刊漫画雑誌「Kiss」(講談社)で連載中の同名漫画が原作のヒューマンクライムサスペンス。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された主人公、山下心麦(広瀬すず)が、「冤罪」と書かれた父が残した手紙を手掛かりに事件の真相に迫っていく。タイトルはインド哲学の一節で、本作においては「たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない」という意味を持つ。
磯村が演じるのは、雑誌「週刊ジダイ」の記者、神井孝。心麦の父、山下春生(リリー・フランキー)が殺された事件の直後に心麦の前に現れ、心麦の身辺を土足で嗅ぎ回る厄介な記者だ。遠慮のない挑発的な物言いがデフォルトで、「地獄に堕ちてでも知りたいことがある」と語るほどの執念で真実を追求する神井は、目的のためなら手段を選ばず、強引な取材や無粋な駆け引きもする。
磯村勇斗 コメント
「イチ視聴者として『この人が、これをしたの・・・?』『えっ、犯人じゃないの・・・?』と脚本を読む手が止まらないほど楽しんで読みました。おそらく観てくださる皆さんも同じような感覚になるのではないでしょうか。その中で僕が演じる神井は、広瀬すずさん演じる主人公とその周りをずっと追い続けている週刊誌記者。しっかりとした芯を持っていますが、ミステリアスなところもあるので、蛇のような人物だなと感じています。普段は撮られたり追われる側なので、その立場に自分が回ると考えると非常にワクワクしています(笑)」