俳優の水谷豊が主演する刑事ドラマ「相棒 season23」(テレビ朝日、水曜後9・0)の第11話が15日、放送される。
天才警部、杉下右京(水谷)と相棒刑事による特命係コンビの活躍を描く。今期は初代相棒を務めた亀山薫役の寺脇康文と組み、“黄金コンビ”が通算10シーズン目という節目を迎えている。
第11話「33人の亀山薫」あらすじ
特命係に飛び込んできた刑事の伊丹憲一(川原和久)が、右京に「亀山薫が殺されました…」と告げる。現場に向かった2人は、そこで驚きの事実を知る。殺害され、川に遺棄された亀山薫は貿易会社の社員で、特命係の薫とは同姓同名の別人だった。
実は、右京はこの日、薫があるパーティーに参加していることを知っていた。それは、同姓同名の男女が親睦を深めるために集まった「亀山薫の会」という会合。殺害された貿易会社の亀山は会の代表で、特命係の薫はある理由で総帥を務めているという。今回の初めての会合には、鳥取の役所に勤めていることから「役所の亀山薫(羽野晶紀)」と呼ばれる女性ら、さまざまな経歴を持つ33人の亀山薫が集まっていた。
捜査を進めると、会場はパーティー開催中、ある種の密室状態になっていたことが判明。被害者が出た形跡がなかったため、犯人は犯行後、非常階段から遺体を遺棄したと考えられた。そのため容疑者は、被害者を除く32人の亀山薫に絞られた。