Infoseek 楽天

「降り積もれ孤独な死よ」9月1日OA第9話あらすじ 五味(黒木メイサ)が顔にあざがある男を逮捕、冴木(成田凌)は花音(吉川愛)と会っていたことを知られ…

iza(イザ!) 2024年8月30日 13時0分

俳優の成田凌が主演を務める連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(日本テレビ系、日曜後10・30)の第9話が9月1日に放送される。

漫画アプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載中の同名漫画が原作のヒューマンサスペンス。ひと気のないとある屋敷で13人の子供の白骨死体が見つかった通称「灰川邸事件」から7年後、東京で起きた、1人の少女の失踪事件が新たな謎を呼び、過去と現在が交差していく。

「降り積もれ孤独な死よ」第8話振り返り

2024年。腹違いの弟、瀧本蒼佑(萩原利久)の墓参りに来た冴木仁(成田)は、蓮水花音(吉川愛)と再会する。17年に山梨県で起きた「灰川邸事件」で生き残った花音の仲間である沖島マヤ(仲万美)が殺害されたことや、月島美来(水野響心)という少女が行方不明になっていること、そのどちらにも関与が疑われていた花音は「もう、冴木さんを巻き込むつもりはありません」と言って去って行った。

同じ頃、灰川邸のそばで白骨化した遺体が発見された。美来を探している記者の森燈子(山下美月)は、これが美来ではないかと心配。その後、遺体の身元確定はできなかったものの、美来ではないことが判明した。数日前、この場所で花音が目撃されており、死体遺棄に関連しているのではという疑いがかかる。

後日、冴木と森は、花音たちと同様に灰川邸事件で生き残った川口悟(松本怜生)から話を聞いていた。悟は、灰川邸事件で生き残った5人の1人で、現在行方の分からない神代健流(杢代和人)が、灰川邸で暮らす“偽家族”を崩壊させるきっかけを作ったことを打ち明け、健流がマヤを殺したと疑っていた。灰川邸を追い出された健流が、警察に灰川邸の実態について通報したことで、この家の持ち主である灰川十三(小日向文世)が「ここでの生活はこれで終わりにする」と宣言し、子供たちがバラバラになったと説明した。

冴木と森は、生き残りのメンバーである東優磨(カカロニ栗谷)のアパートへ。引きこもっていた東は、「みんな殺されるんだ」と怯えており、部屋の壁には、家族を証明する“リッカのマーク”が記されていた。その後、健流の実家を訪ね、健流の実母、八木橋陽子(長谷川京子)から、健流が家出した理由や、灰川邸から戻った後に一緒に住み始めたが、再度家を出て行った経緯を聞いた。そして冴木と森と入れ違いに、顔にあざがある男がマンションにやってくる。

その頃、山梨県警富士山北署では、刑事の五味明日香(黒木メイサ)が、マヤが殺される数日前の防犯カメラを調べていた。そこには、花音とマヤが会って話をしている記録が残されていた。

一方、何者かに追われている様子の東が、トラックにひかれ意識不明に。携帯電話の履歴から、東が最後に電話をかけたのは花音だった。森は、東がひかれた事故直後を写した映像を入手。冴木に見てもらおうと待ち合わせ場所へ向かうが、冴木は深刻な顔で「もう警察に任せませんか」と提案する。警察ではなくなった自分に花音を捕まえる権利はないと話す冴木に、森は、美来を必死に探している理由は「昔友達を殺した罪滅ぼし」と話し、高校時代に経験したつらい出来事を打ち明けた。

その話を聞いた冴木が、森から映像を見せてもらうと、黄色い風船を持った花音が写っていた。調べてみると、とあるカフェと関係があることが判明。そこには、カフェと併設して居場所のない女の子を保護するシェルターがあり、そのなかに美来がいた。

美来は、万引きをかばってくれた花音が家に泊めてくれたことや、花音の過去を聞いてリッカのマークに憧れて腕にタトゥーをいれたこと、灰川邸にも連れていってもらったことなどを明かし、花音が、何かのメモを読んでいたことを伝えた。美来は、花音について人殺しができるような人ではないと伝え、花音が灰川が大切にしていた「降り積もれ孤独な死よ 灰の雪だけが知る 君がそこにいたことを」という詩をつぶやいた後、「私が言ったことは忘れて」と言って去ったと述べた。

話を聞いて、灰川の故郷である蔵土村に花音がいると考えた冴木は五味に報告し、蔵土村に向かった。そこで花音を見つけた冴木は、美来が発見されたことを伝えたうえで花音が未成年者誘拐の罪で逮捕される可能性があるため、「俺と一緒に逃げませんか?」と切り出した。冴木は、自分が花音の傷を背負うと訴えるが、そこに、顔に傷のある男が出没。ナイフで襲われながらも、冴木はなんとか男を押さえつけるが、男が言い放った「花音、逃げろ!」という言葉に驚く。花音は冴木を悲しげに見つめた後、背を向けて走り出した。

「降り積もれ孤独な死よ」第9話あらすじ

蔵土村の現場に五味が到着し、男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。しかし、犯行動機や自分の身元について、一向に語ろうとしない。その一方で、灰川邸のそばで発見された白骨化した遺体は、健流であることが判明する。

そんななか、冴木は霊園で花音と会ったことを黙っていたことを五味に知られてしまい、「これ以上深入りさせることができない」と言われてしまう。

「灰川邸事件の決着は自分がつける」。決意した五味は、陽子のもとへ。毎年誕生日当日に、健流からの「黄色いカーネーション」が玄関の前に置かれていたと陽子は話すが…。

この記事の関連ニュース