NHKは5日、同日にスタートする大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、BSほか)の語りを担当する女優、綾瀬はるかが出演もすることを発表し、花魁姿のビジュアルを公開した。
同作は、江戸時代中期、“メディア王”として時代の寵児となった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。綾瀬は、ドラマの主な舞台となる幕府公認の遊郭、吉原にある「九郎助稲荷」の目線で語りを担当することが昨年12月にアナウンスされており、ネットでは何らかの役柄に扮した綾瀬の出演を期待する声が続々と寄せられていたが、早くも初回放送で多くの視聴者の要望が叶えられることとなった。
この日公開されたのは、花魁姿に変身した九郎助稲荷を演じる綾瀬の艶やかなビジュアルで、メイクデザインとメイクを国内外で活躍するUDAさんが担当。キツネが化けているという設定で、着物から尻尾が生えたキュートなデザインとなっており、なぜかスマートフォンを手に町なかに佇むカットも含まれている。今後も、さまざまな姿で江戸の町に登場する予定だという。