シンガー・ソングライターの小沢健二が、18日に放送される「tiny desk concerts JAPAN」(NHK総合)に初登場。スペシャルゲストに、スチャダラパーを迎える。
「tiny desk concerts」とは、米国の公共放送NPR(National Public Radio)が2008年からネット展開し、全世界にブームを巻き起こした音楽コンテンツ。アーティストたちは文字通り「オフィスの小さな机」でパフォーマンスし、斬新なコンセプトから生まれたオーガニックなサウンドと親密なライブの雰囲気で、瞬く間に全米の人気コンテンツに成長した。さらにパンデミックを経て人気は全世界に飛び火、今やそのラインナップはテイラー・スウィフト、BTSを筆頭に世界のビッグネームを網羅、日本のアーティストたちにとっても憧れのプラットフォームとなっている。NHKはNPRからライセンス供与を受け、日本のアーティストで「tiny desk concert JAPAN」を制作・放送している。
米本家のtiny deskが大好きだったという小沢が、日本版出演にあたって組んだ演奏陣は、ヒップホップ伝説の名機SP1200を生演奏するドラム、鍵盤とベースギターを行き来するベース、ビブラフォン、ティンパニ、チューブラーベル、ハープという極めて個性的な楽器編成。さらには30分間めくるめく名曲たち9曲をノンストップ一発録りでパフォーマンス。NHKオフィスの観客を巻き込んだ緊張感あふれるライブに収録現場のオーディエンスは騒然となったり、ほっこりしたり、時に涙したり、といったジェットコースター状態。セットリストには1994年の発表から30年、名盤「LIFE」から「ラブリー」「いちょう並木のセレナーデ」「今夜はブギー・バック」といった名曲も。「tiny desk×小沢健二」の化学反応が弾けまくった一夜限りの特別なライブドキュメントとなっている。
音楽、その他の創作:小沢健二
SP Guest:スチャダラパー〈ANI、Bose、 SHINCO〉
Ba/Key:中村キタロー
Dr:白根佳尚
Per:小竹満里
Harp:朝川朋之