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半沢直樹のモデルではありません! 三菱UFJ銀の半沢頭取めぐり事務所があらためて否定

iza(イザ!) 2024年12月17日 14時39分

作家、池井戸潤さんの事務所公式アカウントは17日、三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取が「半沢直樹」のモデルではないとX(ツイッター)で説明した。インターネット上の誤情報拡散にあらためて対応したものと見られる。

三菱UFJ銀は16日、行員による貸金庫の窃盗問題に関する記者会見を東京都内で開き、半沢頭取が「お客さまに多大な不安を与えたことを非常に重く受け止めている」と謝罪した。この様子がネットなどで報じられると、銀行業界を描いた池井戸さんの小説シリーズで2013年と20年にドラマ化された「半沢直樹」のモデルが半沢頭取であるという主旨のポストが数多くXに投稿された。

これを受けて池井戸さんの事務所公式アカウントは17日、「4年前にお知らせしましたとおり、半沢頭取は、『半沢直樹』のモデルではございません」とモデル説を否定。半沢氏の頭取就任が報じられた20年12月ごろにも同様のうわさが流れており、同アカウントは当時も「三菱UFJ銀行の半沢淳一新頭取は、(池井戸さんと)同期入行ではあるものの、ほとんど面識のない方です。ご本人も否定されていますが、半沢直樹のモデルではありません」と、池井戸さんと半沢頭取が旧三菱銀行(現三菱UFJ銀行)の同期と認めつつも、モデルについては否定していた。他にも「半沢直樹」のモデルだとされる人物がいたというが、すべて違うという。

また、同アカウントは、作中の半沢という名字は池井戸さんの知り合いの名前をもじったものであり、半沢頭取が「半沢直樹」の名前の由来だという説も否定している。

あらためて「半沢直樹」と半沢頭取をめぐる憶測が否定されたが、Xでは「銀行、謝罪、半沢というキーワードが並ぶと、あのドラマを思い出す」などのコメントが見られた。また「被害者には“倍返し”の対応を」などと作中の名台詞を用いる人も多かった。

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