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任天堂“ゲーム性なし”目覚まし時計「アラーモ」に期待の声「寄り添い方がすてき」

iza(イザ!) 2024年10月10日 12時5分

ゲーム大手の任天堂は9日夜、人の動きをセンサーで読み取る目覚まし時計「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo(アラーモ)」(税込み1万2980円)を発表した。マリオなどの人気IP(知的財産)を活用しているが、早起きで仮想アイテムがもらえるなどのゲーム性がないという部分を評価する声がX(ツイッター)であがった。

アラーモは「スーパーマリオ オデッセイ」の音楽など35種類のアラーム音を収録。寝返りにあわせてアラーム音とともにゲームの効果音を鳴らしたり、ベッドから離れたことを検知して自動で音を止めたりする機能がある。

睡眠をゲーム化するスマートフォンアプリは各社が配信している。だが同社は、ゲームの要素があると布団のなかで遊び続けて睡眠のさまたげになりかねない、起きたときに報酬を与える仕組みがあると報酬がなくなったときに生活のリズムを崩す恐れがある、「早起きがえらい」のような考えを押し付けたくないなどの理由から、アラーモにゲームの要素を入れないことにしたという。Xのユーザーからは「開発者の意図は頷ける」「睡眠との寄り添い方すてき」「ゲームとの連動はなく、単体で機能するのが逆に新鮮」などの肯定的なコメントが相次いだ。同社が以前からヘルスケアのプロジェクトに関心を寄せていることに関連付けるユーザーもいた。

また、「次世代のSwitchかと思ったら目覚まし時計だった」「焦らす任天堂、嫌いじゃない」と、Nintendo Switch後継機が待ち切れないファンも多く見受けられた。

アラーモは9日にNintendo Switch Online加入者向けのオンライン販売を開始。10日から東京・大阪・京都の直営店でも一般販売したが、オンライン販売で購入しようとしたユーザーからは品切れの報告が続々とあがっている。

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