俳優の藤岡真威人が主演を務める連続ドラマ「ウイングマン」(テレビ東京ほか)の第4話が12日深夜に放送され、広野健太(藤岡)と小川美紅(菊地姫奈)の「デートシーン」に視聴者から大きな反響が寄せられた。
特撮オタクで高校2年生の主人公が悪の手を逃れて異次元世界からやって来た不思議な少女、アオイ(加藤小夏)と出会い、彼女が持っていたドリムノートに、自分が空想したヒーロー「ウイングマン」を描いたことから変身能力を手に入れてしまう物語。この日の放送で、新任教師、北倉(宮野真守)の助言を受けた健太は、アオイや特撮好きの同級生、森本桃子(上原あまね)らとともに「アクション演劇部」を創部し、クラスメイトの美紅も勧誘した。いつも自分のことを助けに来てくれる健太に恋心を寄せる美紅は「私で良ければ」とはにかみながら承諾。その帰り道で美紅は健太に「今度、ギャバンのDVDを見せて欲しい。勉強したいの。桃子ちゃんとかすごく詳しいし、私ももっと知りたいなって…」と頼んだ。特撮番組「宇宙刑事ギャバン」が大好きな健太は、「だったらDVDじゃなくてブルーレイで見たほうがいい!」と勧めた。
その後、顧問の北倉から「ギャバン」のヒーローショーのちらしをもらった2人は、会場で待ち合わせ。この日のためにおしゃれしてきた美紅がやってくると、健太は彼女の姿に何度も目をやった。健太は会場の雰囲気に大興奮で、美紅も彼のことを写真に撮ってあげるなど笑顔。会場内で着席した2人は、ギャバンのショーを観劇した。
2人の「初デート」に視聴者は大盛り上がりで、SNSには「もう初デートやん!」「ギャバンショーでデート…!」「女の子とヒーローショーデートって最高かよ! 特撮オタにとっては、夢のようなシチュエーション!」「あんなかわいい子ならヒーローショーデートしたい!」というコメントが殺到。「めっちゃおめかしして来た美紅ちゃん」「美紅ちゃん、ガチデートファッション!」「菊地姫奈ちゃんと一緒にギャバンショー、天国か」などとうらやむ視聴者もいた。
また、イベントの開催地が群馬県高崎市で、ほかの部員が「開催地が遠いから」との理由で難色を示したことや、そんな彼らに健太が「ギャバンでこの距離は近所だろ!」と呆れ返ったことも話題になり、視聴者から「ギャバンショーwなぜに高崎」「高崎でギャバンショーかよ!! 本当にあったら行きてぇよ!!」「『ギャバンでこの距離は近所』というパワーワード」「シンガポールくらいまではギリ近所」といった反応も多数書き込まれていた。
「電影少女」や「I”s」で知られる漫画家、桂正和さんの連載デビュー作で、1983~85年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された「ウイングマン」。作品生誕40周年を記念して実写ドラマ化されている。
≪番組概要≫
【タイトル】ドラマチューズ!「ウイングマン」
【放送日時】毎週火曜深夜24時30分〜25時00分