各都道府県の在住者に、自慢できる地元出身のスポーツ選手を聞く調査が行われ、岩手県では米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が選ばれた。
ソニー生命保険は10月18日~同月28日、インターネットで「47都道府県別 生活意識調査」を実施。各都道府県100人ずつ、合計4700人の回答をまとめた。
同社は暮らしやすさなどを聞くアンケートのなかで、自慢の自県出身のスポーツ選手を聞き、各都道府県の1位を発表した。岩手県では、史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成してワールドシリーズ制覇を果たした大谷投手が選ばれた。
引退した人や故人を含めた調査だったこともあり、王貞治さん(東京)、長嶋茂雄さん(千葉)、松井秀喜さん(石川)、イチローさん(愛知)など“レジェンド級”の野球選手が多かった。三浦知良選手(静岡)、中田英寿さん(山梨)、三笘薫選手(神奈川)、大迫勇也選手(鹿児島)らサッカー選手の名前も多く挙げられた。
パリ五輪の陸上女子やり投げで日本人史上初の金メダルを獲得した北口榛花選手(北海道)、同じくパリ五輪の柔道男子66キロ級で2大会連続の金メダルに輝いた阿部一二三選手(兵庫、田中将大投手と同率)、NBAレーカーズの八村塁選手(富山)など今年活躍したスポーツ選手が選ばれる傾向が見られた。その一方で吉田沙保里さん(三重)や具志堅用高さん(沖縄)など現役を退いた今でも強い印象を残す人も選出された。