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「あの子の子ども」9月10日OA第11話あらすじ 妊娠した福(桜田ひより)が残ることを学校側は猛反対、宝(細田佳央太)は退部届を出す

iza(イザ!) 2024年9月8日 16時0分

女優の桜田ひよりが主演を務める連続ドラマ「あの子の子ども」(カンテレ・フジテレビ系、火曜後11・0)の第11話が10日に放送される。

第47回講談社漫画賞・少女部門(2023年度)を受賞した蒼井まもるさんの同名少女漫画が原作の連ドラ。「高校生の妊娠」をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップル、川上福(桜田)と月島宝(細田佳央太)を描く。

「あの子の子ども」第10話振り返り

福の妊娠が判明して、恋人の宝(細田佳央太)とそれぞれの夫婦が話し合うなか、海外赴任から帰ってきた福の父、慶(野間口徹)が2人に別れるように告げた。そんな慶に「別れましょう。私が親権を代行します」と訴える福の母、晴美(石田ひかり)。彼女は、夫と別れてでも福と宝を守ろうとしていた。

福は、夕食の席でもう一度、慶に「心配かけてごめんなさい。2人で頑張りたい」と自分の気持ちを伝えた。慶は福の顔を見ようともせずに席を立つ。そんな父とは対照的に、晴美は離婚を切り出してまで、なぜ娘たちを信じてくれるのかを打ち明ける。晴美は、働いていた時期に自分の存在に不安を感じ、死を覚悟して飛び降りをしようとしたことがあった。そのときに止めてくれたのが慶で、その経験から晴美は「元気で生きていて。それがどんなに難しいか、母さんは知っているから」と話した。

一方、宝は陸上部のライバル、笹部隼人(前田旺志郎)から電話があり、誘われるがまま彼の家を訪れた。弟、妹らとともににぎやかで笑いが絶えない一家に囲まれ、一緒に夕食を食べる宝。実は隼人は両親とは血がつながっておらず、それでも父と母から「生まれてくれてありがとう」と何度も言われてきたと述べた。その言葉に宝は大きな衝撃を受けた。

家に帰った宝は、母の直実(美村里江)に福と生まれてくる子供と家族になることが夢だと話す。直実は宝の頭をクシャクシャにして「バカ」と優しくつぶやいた。そんな母に宝は感謝の言葉を伝える。「俺を福から逃げないやつに育ててくれてありがとう」

学校では、合唱祭で歌う曲が決まり、担任の沖田侑斗(橋本淳)が用意した楽譜を見た福は、思わず親友の矢沢(茅島みずき)を振り返る。それは2人にとっての思い出の曲で、矢沢が大好きな曲でもあった。それまで合唱祭への参加をかたくなに拒んでいた矢沢は、福が一緒ならと参加を前向きに考え始める。その後、福は妊娠したことを沖田に伝え、学校に通い続けることが可能かを尋ねるが…。

「あの子の子ども」第11話振り返り

教え子の突然の報告に、沖田は驚きのあまり言葉を失うが、このままここで高校を卒業したいという福の思いに、「頑張ったんだな」と涙を流す。しかし、話を聞いた生活指導の山田(松角洋平)は、福が学校に残ることに猛反対。好奇の目で見られることは覚悟していた福だが、現実には、学校やまわりの生徒に多大な影響を及ぼすことが考えられ、山田の言葉でそのことに気づかされた福は、矢沢にも妊娠を打ち明けることをためらう。その頃、教室に置きっぱなしにしていた福のスマホに、晴美からつわりを心配するメールが届いていた。

宝は陸上部に退部届を提出。突然のことに驚き、憤る隼人から、その理由を問い詰められる。思いがこみ上げ、こらえきれなくなった宝は、誰にも言えない本音を隼人にだけ打ち明ける。

矢沢もまた、変わらず自分を思ってくれるクラスメイト、飯田智宏(河野純喜)に、あることを打ち明けようとしていた。ところが、いつものようにコンビニの前で福のためにひよこラムネを開けていると、飯田のSNSの通知音が鳴り、2人の目に福のある写真が飛び込んでくる。

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