Infoseek 楽天

スシロー、レアチャーシュー入り「鶏そば」めぐり謝罪 監修店も「きっちり約束して頂きました」

iza(イザ!) 2024年10月10日 11時20分

回転寿司チェーン「スシロー」は9日、販売中の麺屋NOROMA監修「鶏そば」について、安全性に関する見解と調理方法の変更を発表した。監修したNOROMAグループの代表・高岡利光氏も自身のX(旧ツイッター)でスシローに対して厳重注意するなど、騒動に発展していた。

スシローでは2日から同商品の販売を開始したが、レアチャーシューの色味やスープの混ざり具合などに関して不安や不満の声がSNSに寄せられていた。消費者の声を受けて高岡氏は8日、Xを更新し、スシローに向けて「僕が監修したのはレアレアチャーシューでもないし、スープこの色ですよ。どこでオリジナリティー出してるんですか?」と抗議。「写真と別物出てますやん。盛り付けもやっつけ仕事で残念です。レアレアチャーシューやめてほしい」と訴え、「飲食店として少し程度低すぎますよ。XやYouTube等フォロワー多いから宣伝になるのでお金払えませんでこっちは無償でOKして看板貸し監修もしてるのですよ」などと厳しく注意した。

翌9日には、スシローが公式サイトで同商品の安全性に関する見解と調理方法の変更を発表。レアチャーシューについて、「旨味を引き出すため低温加熱調理という調理法でじっくりと加熱し、レアな状態に仕上げておりますが、提供商品によっては色味が異なる(肉本来の色味に近いピンク色になる)ことにより、監修企業さまをはじめ一部のお客さまからご指摘や不安の声をいただいております」としたうえで、「これは、加熱の工程において徐々に火が入ることから、傾向として、外側においては、茶褐色となり、内側は肉本来の色に近い仕上がりとなることが理由でございます」と釈明。「本商品の『レアチャーシュー』は、厚生労働省の定める安全基準を満たした商品でありますため、安心してお召し上がりいただけます」と安全だとしつつも、「見た目においてもお客さまが少しでも不安なくお食事をお楽しみいただく為、監修企業さまのアドバイスをもとに残りの販売期間の調理方法を『炙り』調理での提供と変更させていただきます」と伝えた。

10日には高岡氏もXで「スシローさんと奈良市の保健所に行き作業工程等を説明して頂きました。基準は全てクリアしてました」と実際に確認したことを明らかにした。そのうえで、チャーシューの色味などさまざまな懸念については「本日より全店舗でチャーシューは炙り、スープはきちんとまぜる、盛り付けもきちんとし監修どおり作って頂けるときっちり約束して頂きました」とスシローと取り決めたと伝えた。

この記事の関連ニュース