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朝ドラ「おむすび」1月29日第83回【あらすじ】真紀の声を聞き早世した妻の話をする孝雄(緒形直人)、商店街では名物メニューが完成するが…

iza(イザ!) 2025年1月28日 8時15分

NHK連続テレビ小説「おむすび」(総合など)第17週「Restart」(第81~85回)の第83回が29日、放送される。

平成元年生まれのヒロイン米田結(橋本環奈)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく青春グラフィティー。どんなときも自分らしさを大切にする「ギャル魂」を抱き、激動の平成と令和をパワフルに突き進む姿を描く。主題歌「イルミネーション」をB’z、語りをリリー・フランキーが担当する。

「おむすび」第17週「Restart」振り返り(ネタバレ)

結の知人、相原三花(松井玲奈)が営む古着店「ガーリーズ」に泥棒が入り高額商品と現金が盗まれた。300万円ほどの借金を抱えることになった三花は閉店を決意。買い取ってもらえないものは廃棄処分にすると聞かされた結の姉、歩(仲里依紗)は閉店セールを提案した。

神戸の「さくら通り商店街」で理髪店を営む結の父、聖人(北村有起哉)は、同じ商店街で靴屋を営む渡辺孝雄(緒形直人)の店舗に大型ショッピングセンターの開発担当者が来ていたと報告。早く活性化案を作らなければと焦る仲間たちは、勤務先でコンビニの商品開発の市場調査をする佐久間菜摘(田畑志真)に相談を持ち掛けた。菜摘は、親たちの危機感を深刻に捉えられなかったが、阪神大震災後のことを振り返る母、美佐江(キムラ緑子)の姿を見て、自分なりに考えてみると答えた。

ガーリーズの閉店セールには、三花を励まそうとギャル仲間が続々と駆けつけ、そこで孝雄のカスタム靴が話題になった。SNSでバズり、東京のシューズメーカーからコラボレーションの話が持ち上がったが、孝雄は無理だとその依頼を断ったという。話を聞き、説得のために孝雄の店を訪ねた歩は、屋内でうめき声を上げて倒れている孝雄を見つける。孝雄は階段から落ちて脳震とうを起こしており、すぐに病院へ。孝雄は阪神大震災後も自宅を修繕をしておらず、階段の板が抜けて転げ落ちてしまった。聖人は、建て直しを考えるべきと助言するが、孝雄は、地震で亡くなった一人娘の真紀(大島美優)の思い出があちこちに刻まれている家を壊してしまったら、真紀の声を思い出せなくなると言って固く拒んだ。

孝雄は、真紀を忘れかけていることに落ち込む自身に寄り添おうとする歩に「自分のことを心配せえ」と怒り、歩の一番の取引先は三花で、そこが潰れれば商売上がったりじゃないかと言った。

商店街では仲間たちが孝雄の容体を心配。また開発担当者は孝雄の入院先を知りたがっていた。そんななか、菜摘が新たな活性化策を提案。商店街の各店で名物メニューを作ってネットで拡散させれば客が集まると主張した。聖人も人が集まれば、飲食店以外にも来客が期待できると賛成したが、そのメニューを作るのが大変だった。聖人は結に相談。行列ができるようなメニューをと頼んだ結果、町中華「太極軒」で「オーロラ餃子」が完成した。商店街の面々は見栄えや味を絶賛した。美佐江のパン屋は「ほぼメロンなパン」を試作。こちらも全員から好評で、早速手分けして宣伝用のチラシを配布しようと盛り上がった。

米田家では、歩と母、愛子(麻生久美子)が勝手に退院してしまった孝雄のことについて会話。孝雄と聖人が話すのを立ち聞きしてしまった歩は、実は自分も真紀のことを忘れ始めていると吐露し、そんな自分を「冷たい」と責めた。愛子は、その分自分が前に進めているのだから、忘れるのはそんなに悪いことではないとし、思い出せるときに思い出せればいいのではと慰めた。

歩は、「真紀の声を思い出せなくなる」という孝雄の言葉から、1本のカセットテープの存在を思い出して見つけ出し、孝雄のもとに駆けつけた。

「おむすび」第83回あらすじ

歩が孝雄の店に持って行ったテープは、生前の真紀の声が録音されたものだった。それを聞かされた孝雄は、真紀の母が早死にした時のことを話し出す。

一方、活性化に取り組み始めたさくら通り商店街では、客寄せの名物メニューを考案したものの、さっぱり売れず美佐江たちはため息をつく。

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