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朝ドラ「虎に翼」7月17日第78話あらすじ 優未(竹澤咲子)は緊張からテストで本領発揮できない 寅子(伊藤沙莉)は優三(仲野太賀)の姿を重ねる

iza(イザ!) 2024年7月16日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第16週「女やもめに花が咲く?」(第76~80話)の第78話が17日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

これまでの全週全話あらすじ・相関図など

「虎に翼」第16週「女やもめに花が咲く?」振り返り

昭和27(1952)年、春。新潟地家裁三条支部に赴任した寅子は、支部の職員や地元の弁護士、杉田太郎(高橋克実)らから大歓迎を受けた。東京を発つ直前に最高裁判所人事局長、桂場等一郎(松山ケンイチ)や、同家庭局長、多岐川幸四郎(滝藤賢一)らから、新人いびりされるかもしれないから気を抜くなとのアドバイスをもらっていたため緊張していた寅子は、予想外の展開に困惑。判事の仕事に加え、支部長として事務書類の決裁に追われ、夜中でも刑事事件の逮捕状を出すなどの緊急事態に対応しなければならない忙しい日々のなか、新しい職場に一日でも早くなじもうと努力した。

娘、優未(竹澤咲子)と2人きりで始めた新生活では、慣れない料理に挑戦したものの、義姉、猪爪花江(森田望智)と同じようにはいかず、宿題を手伝おうとしたがもう済んだと言われて、なかなか会話が続かず閉口。少し遅く帰宅した日には、優未がすでに夕飯の準備を進めており、花江と一緒にいつもやっていたと聞かされた寅子は、子育てを疎かにしたことで深まった優未との間の溝を改めて思い知らされた。

そんななか、寅子の職場に、初代最高裁長官を務めた星朋彦(平田満)の息子で、かつて朋彦の著書「日常生活と民法」の改稿作業をともに担当した判事、星航一(岡田将生)が訪ねてきた。昨年から新潟地裁に赴任していた航一は近年、自動車交通事件が増加したため、その取扱いのために各支部を回っていると説明。三条の交通事件の資料をまとめてほしいと寅子に依頼した。さらに庁舎増築の予算計画書を回収しに来たと告げ、慣れない新潟の地での生活に慣れたかと寅子を気遣った。

支部長室で話していると、そこへ太郎と同じ地元で弁護士を務める弟、次郎(田口浩正)が乱入してきた。寅子らに一緒に昼食をとらないかと誘うが、航一は固辞して本庁に戻っていった。航一と寅子が旧知の仲であることを知った太郎は、次は一緒に歓迎会を行おうと提案した。

寅子が帰宅すると、優未が花江から届いた手紙を手に大喜び。それは「仕事も優未のことも完璧にこなす」と書いた寅子に届いた返信で、花江はそんな気負いを「何もわかっていない」と一蹴し、寅子にしかできないことがあるはずだとアドバイスした。

一方、三条支部では判事としての仕事が山積み。山の境界線をめぐる民事調停を担当することになった寅子は、申立人の森口(俵木藤汰)、その代理人を務める太郎、支部書記官の高瀬雄三郎(望月歩)らと現地へ出向く。道中、太郎から森口が地元一の名士で気に入られておけば赴任中の生活が楽になると促された寅子。手心を加えることはできないとつっぱねる寅子に太郎は「その土地の風土や人間に寄り添う気持ちを忘れねでくんなせ」と述べた。そんなやり取りをしているうちに、森口と高瀬がつかみ合いの争いを始め、止めに入った寅子は高瀬に振り払われてよろめき、川に転落してしまった。

支部に戻ると、太郎は森口がえらく腹を立てて高瀬を訴えると言っていると伝えた。高瀬の上司で主任書記官の深田仁助(遠山俊也)は、高瀬は兄たちを戦争にとられ、家の農業を手伝いながら、やっとの思いで復学して書記官になり、まだ奨学金の返済も続けている苦労人だと説明し、穏便に済ませてほしいと懇願。太郎は説得してみると請け合い、寅子に「森口さんの調停についても検討、お願いしますて」と言い残して帰って行った。

「虎に翼」第78話あらすじ

現地調停での森口との間の言い合いについて、高瀬はその内容を決して明かさない。

家に帰った寅子は優未がテストの点数をごまかそうとしている場面に出くわす。テストになると緊張してしまうと話す優未。寅子は亡き夫、優三(仲野太賀)のことを思い出していた。



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