闘病中の歌手、串田アキラが10日までに数々のアニメ・特撮ソングをインターネット上で披露。ファンから「闘病中とは思えない歌声」「こちらのほうが励まされる」「火事場のクソ力で頑張ってください！」などと応援の声が相次いでいる。
串田はアニメ「キン肉マン」の主題歌などで知られるアニメ・特撮ソングの第一人者で、今年1月に急性すい炎のため入院したと所属事務所が明らかにした。スタッフが運営する公式X（ツイッター）アカウントによると入院期間は6月末で162日だという。
串田は先月から「クッシー闘病中 あきらめない」と題した動画を不定期にYouTubeで公開。声が漏れにくい防音マイクを使って「キン肉マン Go Fight!」（アニメ「キン肉マン」OP曲）、「太陽戦隊サンバルカン」（特撮「太陽戦隊サンバルカン」OP曲）、「パワフルファイター・ジャスピオン」（特撮「巨獣特捜ジャスピオン」挿入歌）など数々の代表曲を熱唱している。10日昼には「仮面ライダーZX」のイメージソング「ドラゴン・ロード」を歌う動画を公開した。
闘病中でも衰えを感じさせない歌声が反響を呼び、「キン肉マン」原作者のゆでたまご・嶋田隆司さんは「もう少しだ頑張れクッシー 友情パワーをいっぱい送ります！！ なぁみんな！！」とXでエールを送った。漫画「アイシールド21」「ワンパンマン」の作画で知られる村田雄介さんも「情熱的で素敵な歌をありがとうございます！力が湧いてきます！いち早いご快癒をお祈りしております」とつづった。そのほかのファンからも「日に日にパワフルさが戻ってきて本当に嬉しい」「完全復活を信じてます」などの応援メッセージが数多く投稿されている。