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朝ドラ「虎に翼」7月5日第71話あらすじ 米国視察から戻り張り切る寅子(伊藤沙莉)、花江(森田望智)や直明(三山凌輝)ら家族は様子がおかしい

iza(イザ!) 2024年7月7日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第15週「女房は山の神百石の位?」(第71~75話)の第71話が8日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第14週「女房百日 馬二十日?」振り返り

昭和25(1950)年の春、家庭裁判所の広報活動の影響で有名人になった寅子は一層忙しくなり、家庭のことは義姉の猪爪花江(森田望智)に任せきりになっていた。

ある日、寅子は、初代最高裁長官、星朋彦(平田満)が書いた「日常生活と民法」の改稿作業を手伝うよう頼まれ、星の息子で横浜地裁判事の航一(岡田将生)と作業に当たった。航一の穏やかながらも考えていることが全く読めない態度に戸惑いながらも、寅子は仕事を離れて法律と向き合える時間を楽しんだ。そんななか、星は出版を待たずにこの世を去り、二代目の最高裁長官に山本紘作(矢島健一)が就任した。新憲法のもとでの最高裁初の判断、尊属殺の重罰規定についての議論が始まるなか、寅子は梶山裕司(菟田高城)とフランス人の妻のルイーズ(太田緑ロランス)の離婚調停を担当することに。2人の子供、栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親は親権を放棄したがっていた。

最高裁では尊属殺の重罰規定について15人の判事のうち13人が合憲と判断。反対を表明した判事のうちの1人が寅子の恩師、穂高重親(小林薫)だった。その穂高が、最高裁判事を退任することになり、寅子は、最高裁人事課長の桂場等一郎(松山ケンイチ)から頼まれ、退任記念祝賀会を手伝うことになった。穂高からたくさんの恩義を受けながらも、法曹界に入った後は理想と現実の間でぶつかり合うこともあった寅子は、気まずい気持ちのまま会に参加した。

祝賀会で、穂高は壇上で自らの軌跡を振り返ったが、「結局、私は大岩に落ちた雨垂あまだれの一滴にすぎなかった…」という話を聞いた寅子は激怒。花束を贈呈する役を放棄し、会場から出た。そして追ってきた穂高に対し謝罪を拒否。謝っても反省してもダメならどうすればいいのかと取り乱す穂高に「どうもできませんよ!」と言い放ち、「女子部のわれわれに『報われなくても一滴の雨垂れでいろ』と強いて、その結果、歴史にも記録にも残らない雨垂れを無数に生み出したことも! だから私も先生に感謝はしますが、許さない。納得できない花束は渡さない! 『世の中そういうものだ』と流されない。それでいいじゃないですか! 以上です」と続けた。

翌日、寅子は自分の言動を反省。落胆していたところに穂高がやってきた。穂高は、自分は古い人間で、現実では、既存の考えから抜け出すことができなかったと詫び、寅子なら既存の考えから飛び出し、人々を救うことができると伝えた。寅子は、穂高が古い人間だとは思わないとし、自身の言動は撤回しないが、穂高の教え子であることは心から誇りに思っていると返した。穂高は教え子の言葉に感謝。そして「あとは、君たち若いもんに託したよ」と告げ、最後に「佐田くん、気を抜くな。君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出涸らしになってくれたまえ」という言葉を送った。

数日後、寅子は栄二と向き合い、栄二は信頼する父の姉、勝枝(小林美江)と暮らすことになった。勝枝は栄二の監督者になることを快諾。勝枝のおかげで窃盗事件も保護観察となった。寅子が少しだけ家裁の理想に近づいた頃、穂高は天国へ。寅子、桂場、多岐川幸四郎(滝藤賢一)、久藤頼安(沢村一樹)の教え子たちが恩師を追悼した。

「虎に翼」第71話あらすじ

昭和26年、視察のために米国に行っていた寅子が帰国。米国で刺激を受けて張り切る寅子とは裏腹に、花江や弟の直明(三山凌輝)ら、猪爪家の面々は様子がおかしい。

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