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朝ドラ「虎に翼」ヒャンちゃん(ハ・ヨンス)が寅子(伊藤沙莉)を救う展開に視聴者胸アツ 涼子さま(桜井ユキ)との再会期待する声も

iza(イザ!) 2024年7月31日 10時10分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第88話が31日、放送され、ヒロインの学友、崔香淑(ハ・ヨンス)が手紙を翻訳して「謎」を解くシーンに視聴者から反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じている。ドラマは第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第86~90話)が放送されており、朝鮮人の金顕洙(許秀哲)が被告となった放火事件の裁判が始まった。この日の放送で、弟の広洙(成田瑛基)に顕洙が宛てた手紙が証拠として提出された。検察はハングル文字で書かれた手紙を翻訳して朗読。そこには「私が中を完全に燃やしてしまったせいで心配をかけただろう」と自白ともとれる一文があった。わざわざ手紙で自白することに違和感を覚えた寅子は、三条支部に戻って朝鮮語がわかる事務員の小野知子(堺千春)に朝鮮語で「火をつける」や「燃やす」をどうやって書くのかを尋ねた。小野に教えてもらった文字を見ても解決できない寅子は、意を決して大学で一緒に法律を学んだ香淑に手紙で協力を依頼した。

香淑は、寅子の明律大女子部からの同期で、お国の名前である「チェ・ヒャンスク」にちなんで、寅子たちからは「ヒャンちゃん」と呼ばれている。弁護士の道を諦めて一度朝鮮へ戻るが、そこで出会った汐見圭(平埜生成)と結婚し、再び日本へ。名前を「汐見香子」と改め、日本人として生きていくことを決めた。2人の間には長女の薫がいる。

そんな香淑が、圭とともに新潟にやってきた。娘のために朝鮮人であることを捨てた香淑が依頼を引き受けてくれたことに寅子は感謝。そして問題の手紙を渡すと、その文面に香淑は「ごめんなさい。とても悲しい手紙なので」と思わず涙を流した。手紙を読み始めた香淑は、寅子が疑念を抱いた部分を「私が気を揉もませてしまったせいで心配をかけただろう」と翻訳。そして「この『テウダ』という言葉にはトラちゃんの言うとおり『燃やす』や『焼く』という意味があるの」と説明し、「テウダ」の上に「ソグル」と言う言葉がつくと、「気を揉ませる」「心を苦しめる」という慣用句になると述べた。寅子は、直訳したために放火を自白と訳してしまったと理解したが、圭は、反論しない被告に疑問。香淑は「日本で懸命に働いてもずっと異国人扱いで居場所もなく、味方もいなくて…抵抗しても、さらに悪いことが起きそうで…だから…」と話し、過去の自分を重ねながら、顕洙が反論することを諦めたと推測した。

香淑が駆けつけて寅子を救う展開に多くの視聴者が胸アツで、X(旧ツイッター)ではこの日、「ヒャンちゃん」がトレンド入り。「寅子が頼ったのはやっぱり共に法律を学んだヒャンちゃんだった」「ここでヒャンちゃん召喚はアツい」「ヒャンちゃんありがとう」「強力な援軍」「ピンチになったら現れる! ヒャンちゃんのゾフィー的なアシストに胸アツ」などのコメントが殺到した。

一方、寅子の近くには同じ学友の桜川涼子(桜井ユキ)もいるため、「涼子さまにも会えるかな」「(涼子が営む喫茶店)ライトハウスにいてほしい」という声も散見された。


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