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藤田晋氏「度が過ぎている、イジメと同じ」「インパクトある処罰を」 町田ゼルビアが誹謗中傷で刑事告訴

iza(イザ!) 2024年10月15日 13時51分

サッカーJ1のFC町田ゼルビアは15日、SNSなどで同クラブの選手や監督を誹謗(ひぼう)中傷した投稿者を刑事告訴すると公式サイトで発表した。サンケイスポーツによると、町田は名誉毀損などの疑いで投稿者を刑事告訴し、同日付で東京地検特捜部に受理されたという。同クラブ社長でサイバーエージェント社長の藤田晋氏は「断固たる姿勢で誹謗中傷に対処して参ります」とコメントした。

これに先立ち、町田は先月29日、クラブ公式サイトなどで「弊クラブ及び所属選手・スタッフに対する誹謗中傷について」と題した声明を発表。SNSなどで多発する悪意ある誹謗中傷に対してしかるべき法的措置をとることを明言した。さらに今月6日には顧問弁護士の就任や情報提供窓口の設置を公表した。

15日のクラブ公式サイトのコメントで藤田氏は、2024年のシーズンからJ1に昇格した町田が誹謗中傷を受けるのは新参者への洗礼だと目をつむってきたが「もう限界です」と吐露。「『FC町田ゼルビアなら叩いてもいい』、あるいは『FC町田ゼルビア側に叩かれる問題がある』と思い込んでいる人たちの行動は、完全に度が過ぎており、これはイジメの構図と同じです」と指摘した。続けて「この状況を変えるには、対象者がインパクトのある処罰を受けることで、コトの重大さを理解してもらうしかないと思っています」と強調。選手や監督、スタッフがサッカーに集中できる環境にしたいと述べた。X(ツイッター)やネット掲示板では「チームへの厳しい批判と、選手の外見などをやゆすることはまったく違う」などと町田の対応を支持する声があがった。

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