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【海外発!Breaking News】「私は代理母中毒」3回の報酬は1800万円 4回目に挑戦する1児の母に「体を売っている」「金が全て」と非難の声(米)<動画あり>

TechinsightJapan 2023年10月27日 20時55分

米カリフォルニア州に住む1児の母ケネディ・スミスさん(Kenedi Smith、28)は、自身のことを「代理母中毒」と呼ぶほど、代理出産にはまっている。8歳の息子を持つケネディさんはこれまで3回、代理母を経験し、現在4回目の手続きが進行中という。YouTubeチャンネル『Truly』などが伝えた。

カリフォルニア州に暮らすシングルマザー、ケネディ・スミスさん(28)は、20歳の時に息子アシュトン君(Ashton)を出産した。そして22歳、24歳、26歳で代理出産に臨み、これまでに12万ドル(約1800万円)以上の報酬を得たという。

ケネディさんが代理出産に興味を持ったのは、1965年生まれの母エレンさん(Ellen)の影響だそうで「母は3回の代理出産で5人の子を産んでいるの」と語ると、このように続けた。

「母の最初の代理出産は私が5歳の時で、2度目は8歳の時で三つ子だったわ。私が代理出産に興味を示すようになったのは三つ子(2男1女)の影響が大きいわね。彼らは今年で21歳になり、あの家族とは今でもとてもいい関係が保てているの。だから代理母という選択は、ごく自然なことなのよ。」



「ただ母は、私が21歳で『代理母になりたい』と言い出した時は心配していたわ。でも今では私のことをサポートし、代理母に関する情報を配信するポッドキャストを一緒にやっているの。私が代理母になって以来、母との関係は確実に近くなっているわね。」



そんなケネディさんは、TikTokやInstagramでも代理母についての疑問に答えたり、プロセスなどについて説明しており、代理母のやりがいについてこう述べている。

「変に聞こえるかもしれないけれど、私は妊娠することが大好きだし、出産を依頼されたカップルと一緒に分娩室に入ることをとても楽しみにしているの。カップルが赤ちゃんと初めて対面する瞬間に立ち会えることは、私にとっては大きな喜びなのよ。」



「それに3回の代理出産で得た12万ドル(約1800万円)以上の報酬で、カリフォルニア州に自分の家を購入したし、息子を養うこともできている。これはシングルマザーの私にとってはとても重要なことよ。」



ところがケネディさんには、「代理出産なんて、息子にネガティブな影響を与えるだけ」「子供を売ってるのでしょう」「自然に反していて傲慢」「目的は金だろう」「子供を産んで金をもらうなんて間違っている」「体を売っていることと同じ」「倫理的な問題が多すぎるのになぜ?」といった非難の声が後を絶たないそうで、このように反論している。

「代理母になることは、私が自分で選択したことよ。もちろん、母の影響は大きいけど、世の中には家族を持ちたくても子供ができない人がいて、たくさんの人が代理母に希望を託しているの。だから『代理母になることで、人助けができる』と思うと、代理出産を止めることはできないのよ。それに私は、身体的にも精神的にも代理出産が可能だからやっていることであって、決して体を売っているわけではないわ。」

「それから息子についてもいろいろ言われるけど、代理出産をすることで『人々は様々な方法で家族を持つことができる』ということを示すいい機会になっているし、ネガティブな影響など全くないわよ。」

一方でケネディさんには、「妊娠・出産は大変な労力。1回4万ドル(約600万円)では安いくらいよ」「人を助けることができるなら、私も代理母になってみたいわ」「なぜ批判されるのか分からない。あなたを必要としている人はたくさんいるの。だから気にしないことよ」「彼女こそヒーロー」といった声も届いているという。

なおケネディさんは現在、交際して2年になるというボーイフレンドがいるものの、4回目の代理出産に挑戦中だそうで、このように語っている。

「実はすでにエージェンシーと契約し、健康チェックや精神科医によるカウンセリングを終えているの。今はマッチングが可能なカップルとのミーティングを待っているところよ。ただ20代の私はずっと妊娠していたし、自分の家族を築き上げることについても考えなくてはならないから、今回が最後の代理出産になるかもしれないわね。これからのことは分からないけど、ワクワクしているわ。」

テックインサイト編集部では、今後のプロセス、代理母になって最もつらかったこと、最も嬉しかったことなどについてケネディさんに話をうかがうべく取材を申し込んでいる。

ちなみにケネディさんは3度の代理出産を成功させているが、代理母にはトラブルもつきものだ。2020年には、代理母になったカリフォルニア州の女性が実の子供2人を残して出産時に合併症で亡くなっていた。また2018年には、代理母となったテキサス州の女性が、実親に中絶を要求されたものの拒否して出産したことを告白し、批判の声があがっていた。



画像は『Truly Show 2023年9月11日付TokTok「I’ve made over $120k through surrogacy」』『Kenedi 2022年9月12日付TokTok「It’s Surrogacy!!!!」、2023年5月15日付TokTok「Happy Mother’s Day」』『New York Post 2020年1月17日付「California mom-of-two tragically dies during surrogacy birth」(GoFundMe)』『BBC 2023年9月1日付「Couple thank student midwife who gave birth to their daughter」』『Chalise Smith 2022年5月25日付Instagram「Alayna is one week!」』『The Daily Star 2022年1月8日付「Mum, 33, ‘addicted to being surrogate’ wants to have 10th baby for single man」』『The Sun 2018年12月22日付「‘SO MUCH HEARTACHE’ Surrogate mum who refused to abort baby over birth defect despite parents’ demands reveals they seized him after birth」(Wfaa.com)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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