10月31日のハロウィン仮装やパーティーの準備で人々が忙しくしていた直前の週末。米ニューメキシコ州アルバカーキで、万引き犯がハロウィンコスチュームを盗んで警察が出動する事態となったのだが、顛末が滑稽すぎるとSNSで話題となっている。地元のニュースメディア『KOB.com』などが報じた。
事件は現地時間10月28日土曜日の夜、北米最大のパーティー用品専門店「パーティー・シティー(Party City)」のモンゴメリー・クロッシング・ショッピングセンター店で起きた。この時期、ハロウィンコスチュームやアクセサリー、ハロウィンをテーマにしたパーティーグッズや屋内外のデコレーションアイテムを色々取り揃えた店内で、買い物客が万引き騒動を撮影していた。
SNSに投稿されたこの動画には、店の入り口で、従業員が若い女のグループと相対する様子が映っている。
会話の詳細は聞き取れないが、携帯電話で通報中と思われる従業員がドアの前に立ちはだかって「私の店から出てきなさい!」と、毅然とした態度でグループに対峙し告げている。
するとグループの1人が、店のロゴ入りバッグに入っていない、むき出しの状態のピンクのウサギの仮装アイテムを手にしてエントランスに現れた。
女はそれを従業員に返すが、まだそこに残って従業員と何やら揉めている。
「カギを返してもらえる?」
実はこの万引きグループ、盗みを働いて一時は店の外に出たものの車のカギを店内に忘れてしまい、逃げるに逃げられない状況だった。
カギの返却を拒む従業員に対し、グループの別の人物が店の外から他の盗品を持って現れ、手渡していくが、それでもカギは返してもらえない。しまいには、グループの1人が「えー、ちょっといい加減にしてよ(Oh my gosh!)」と痺れを切らして叫ぶ始末だ。
最終的には、現場に駆けつけたアルバカーキ警察(Albuquerque Police Department)の警察官が、その後を引き継いだ。
アルバカーキ警察によると事件後、女4人が拘束され、1人は立ち去ったという。また、店長が告訴を拒否したため、警察官は女4人に不法侵入の通告を出したという。ニューメキシコ州のニュースメディア『KOB.com』は、この事件についてパーティー・シティーに問い合わせたが、従業員はコメントを拒否したそうだ。
動画を見た人々からは、
「ゲットーな奴らの通常行動だ」
「私なら、“カギって何の話?”って言うかも」
「カギは警察で受け取りな」
「彼女らは自分が間違っていることを認めることができないようだね」
「何が笑えるって、共犯グループの1人が、まるで自分たちが不当な扱いを受けているかのように(携帯で)撮影しているんだが」
などと、万引きグループの短慮な行動に呆れるコメントが集まった。
ちなみに2022年12月には、店内でスマホを盗んで逃げようとしたが、店員が遠隔操作でドアにロックをかけていたため店外へ出ることができず、気まずそうに踵を返して商品を返却するという事件が起きた。
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画像は『KOB.com 2023年11月1日付「Video: Costume thieves return to Party City after leaving keys behind」』『Arisley T Pacheco 2023年10月31日付Instagram「[News] Albuquerque, New Mexico.」(@brandon_crespin)』『New York Post 2023年10月19日付「Freeze! Polish crook pretended to be a mannequin to get locked in mall for an all-night crime spree: cops」(Warsaw Police)、2022年1月27日付「Man steals huge 70-inch TV from Seattle store, released without bail by lenient judge」(Target surveillance video)』『东方日报 2023年8月29日付「女子嫌苹果手机太贵 直接咬断防盗线偷走」』『KTLA 2023年8月14日付「Video captures mob of robbers swarming Nordstrom in Topanga mall」(TNLA)』『San Diego Police Department 2023年8月3日付Facebook「The San Diego Police Department needs YOUR help in identifying a burglary suspect.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)
事件は現地時間10月28日土曜日の夜、北米最大のパーティー用品専門店「パーティー・シティー(Party City)」のモンゴメリー・クロッシング・ショッピングセンター店で起きた。この時期、ハロウィンコスチュームやアクセサリー、ハロウィンをテーマにしたパーティーグッズや屋内外のデコレーションアイテムを色々取り揃えた店内で、買い物客が万引き騒動を撮影していた。
SNSに投稿されたこの動画には、店の入り口で、従業員が若い女のグループと相対する様子が映っている。
会話の詳細は聞き取れないが、携帯電話で通報中と思われる従業員がドアの前に立ちはだかって「私の店から出てきなさい!」と、毅然とした態度でグループに対峙し告げている。
するとグループの1人が、店のロゴ入りバッグに入っていない、むき出しの状態のピンクのウサギの仮装アイテムを手にしてエントランスに現れた。
女はそれを従業員に返すが、まだそこに残って従業員と何やら揉めている。
「カギを返してもらえる?」
実はこの万引きグループ、盗みを働いて一時は店の外に出たものの車のカギを店内に忘れてしまい、逃げるに逃げられない状況だった。
カギの返却を拒む従業員に対し、グループの別の人物が店の外から他の盗品を持って現れ、手渡していくが、それでもカギは返してもらえない。しまいには、グループの1人が「えー、ちょっといい加減にしてよ(Oh my gosh!)」と痺れを切らして叫ぶ始末だ。
最終的には、現場に駆けつけたアルバカーキ警察(Albuquerque Police Department)の警察官が、その後を引き継いだ。
アルバカーキ警察によると事件後、女4人が拘束され、1人は立ち去ったという。また、店長が告訴を拒否したため、警察官は女4人に不法侵入の通告を出したという。ニューメキシコ州のニュースメディア『KOB.com』は、この事件についてパーティー・シティーに問い合わせたが、従業員はコメントを拒否したそうだ。
動画を見た人々からは、
「ゲットーな奴らの通常行動だ」
「私なら、“カギって何の話?”って言うかも」
「カギは警察で受け取りな」
「彼女らは自分が間違っていることを認めることができないようだね」
「何が笑えるって、共犯グループの1人が、まるで自分たちが不当な扱いを受けているかのように(携帯で)撮影しているんだが」
などと、万引きグループの短慮な行動に呆れるコメントが集まった。
ちなみに2022年12月には、店内でスマホを盗んで逃げようとしたが、店員が遠隔操作でドアにロックをかけていたため店外へ出ることができず、気まずそうに踵を返して商品を返却するという事件が起きた。
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画像は『KOB.com 2023年11月1日付「Video: Costume thieves return to Party City after leaving keys behind」』『Arisley T Pacheco 2023年10月31日付Instagram「[News] Albuquerque, New Mexico.」(@brandon_crespin)』『New York Post 2023年10月19日付「Freeze! Polish crook pretended to be a mannequin to get locked in mall for an all-night crime spree: cops」(Warsaw Police)、2022年1月27日付「Man steals huge 70-inch TV from Seattle store, released without bail by lenient judge」(Target surveillance video)』『东方日报 2023年8月29日付「女子嫌苹果手机太贵 直接咬断防盗线偷走」』『KTLA 2023年8月14日付「Video captures mob of robbers swarming Nordstrom in Topanga mall」(TNLA)』『San Diego Police Department 2023年8月3日付Facebook「The San Diego Police Department needs YOUR help in identifying a burglary suspect.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)