メキシコ最大の航空会社「アエロメヒコ航空（AM）」の国内線の客室乗務員の男が先月末、航空機に搭乗中の女性のスカート内を携帯電話で撮影する姿がSNSに投稿され、非難の声が殺到した。当時の衝撃的な動画とともにアルゼンチンのニュースメディア『Infobae』などが伝えた。
航空専門のジャーナリストでXユーザーの「ヒメナ・ガルメンディアさん（Ximena Garmenda）」が日本時間今月1日、Xに投稿した1本の動画に怒りの声が多数寄せられている。
動画では、客室乗務員の男が航空機の乗降口奥に座り、引き出しの中を確認しているのだが、右手に持った携帯電話を床に斜めに置き、スカートを着用した女性が搭乗すると前方にスライドさせている。
男は携帯電話に目もくれず、忙しそうにしているものの、カメラはその右手が怪しい動きをするのをしっかりと捉えており、盗撮を疑われても仕方がない状況である。
ヒメナさんによると、動画はメキシコシティ発、カンクン行きのAM520便（午前11時45分発）の乗降口付近の様子で、たまたま同便に搭乗していたヒメナさんの女きょうだいが撮影して送ってきたという。
さらに盗撮は一度だけでなく、男はヒメナさんのきょうだいが動画の撮影を始める前にも同じ行為を何度も繰り返していたそうで、ヒメナさんは「私がどれほどの怒りと憤りを感じたことか…。女性に対するこのようなセクハラはあってはならない…。この動画には悲しみさえ感じる」と綴っていた。
そして視聴者は、「なんて酷い！」「病気だね」「慣れた手つき。いったいどれだけ長く、こんなことを続けていたのだろう」「あれだけでは録画していたって分からないよね？」「黒か白かはいずれ分かること。ただ仕事中に携帯をいじっている時点でおかしいだろう」「仕事に集中しているふりをしているところが怪しいよ」「最悪だね」「吐き気がする」「重い処分を」といったコメントが寄せられた。
なおこの動画の拡散を受け、アエロメヒコ航空はいち早く反応して声明文を発表し、現地時間10月31日にはすでに調査を開始したことを明かしていた。そしてメキシコ航空客室乗務員組合（ASSA）と共に次のように述べていた。
「このようなことが起きたことを遺憾に思う。我々は会社の行動規範違反には、容赦なく罰する『ゼロトレランス方式』で対応する。」
現時点では、調査の状況や男の処分については明らかにされていないが、今年10月には動画がきっかけで警察が動いたケースが報告された。アメリカに住むある男性は今から2年前、2500キロ以上離れた観光地のウェブカメラの映像を観ていて、女性が男に暴行されていることに気付き警察に通報していた。カメラは男の顔をはっきりと捉えており、この時の映像が男の逮捕に結びついたという。
No saben el coraje y la indignación q esto me da. Sucedió en #Aeroméxico, las mujeres debemos estar libres de ser acosadas sexualmente. Me comparten lo siguiente:"Ximena buenos días! Me da mucha pena molestarte, quería enviarte esta información, acaba de pasar en este momento pic.twitter.com/rKU33tDNxS— Xime G.I. ♉♀️☮️❤️ (@xime_garmendia) October 31, 2023
画像は『Daily Express US 2023年11月1日付「Shocking moment flight attendant caught on camera ‘up-skirting’ passenger」（Image: CEN）』『Infobae 2023年11月1日付「Exhiben a acosador: Aeroméxico reacciona al video de sobrecargo grabando por debajo de la falda de una pasajera」』『WPLG 2023年10月6日付「Person 1,600 miles away calls cops after he sees rape on Key West live camg」（WPLG）』『Yahoo奇摩新聞 2019年9月22日付「竹科工程師搏命！為偷拍裙底風光 竟連2天躲汽車底盤」（圖片翻攝）』『Metro 2018年8月5日付「Angry husband finds postman hiding in the garden filming his naked wife」（Picture: LeeMcLean/BNPS）』『民視新聞 2018年4月12日付「針孔攝影機藏馬桶吸盤 嫌稱因為「好奇」偷拍」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 A.C.）
航空専門のジャーナリストでXユーザーの「ヒメナ・ガルメンディアさん（Ximena Garmenda）」が日本時間今月1日、Xに投稿した1本の動画に怒りの声が多数寄せられている。
動画では、客室乗務員の男が航空機の乗降口奥に座り、引き出しの中を確認しているのだが、右手に持った携帯電話を床に斜めに置き、スカートを着用した女性が搭乗すると前方にスライドさせている。
男は携帯電話に目もくれず、忙しそうにしているものの、カメラはその右手が怪しい動きをするのをしっかりと捉えており、盗撮を疑われても仕方がない状況である。
ヒメナさんによると、動画はメキシコシティ発、カンクン行きのAM520便（午前11時45分発）の乗降口付近の様子で、たまたま同便に搭乗していたヒメナさんの女きょうだいが撮影して送ってきたという。
さらに盗撮は一度だけでなく、男はヒメナさんのきょうだいが動画の撮影を始める前にも同じ行為を何度も繰り返していたそうで、ヒメナさんは「私がどれほどの怒りと憤りを感じたことか…。女性に対するこのようなセクハラはあってはならない…。この動画には悲しみさえ感じる」と綴っていた。
そして視聴者は、「なんて酷い！」「病気だね」「慣れた手つき。いったいどれだけ長く、こんなことを続けていたのだろう」「あれだけでは録画していたって分からないよね？」「黒か白かはいずれ分かること。ただ仕事中に携帯をいじっている時点でおかしいだろう」「仕事に集中しているふりをしているところが怪しいよ」「最悪だね」「吐き気がする」「重い処分を」といったコメントが寄せられた。
なおこの動画の拡散を受け、アエロメヒコ航空はいち早く反応して声明文を発表し、現地時間10月31日にはすでに調査を開始したことを明かしていた。そしてメキシコ航空客室乗務員組合（ASSA）と共に次のように述べていた。
「このようなことが起きたことを遺憾に思う。我々は会社の行動規範違反には、容赦なく罰する『ゼロトレランス方式』で対応する。」
現時点では、調査の状況や男の処分については明らかにされていないが、今年10月には動画がきっかけで警察が動いたケースが報告された。アメリカに住むある男性は今から2年前、2500キロ以上離れた観光地のウェブカメラの映像を観ていて、女性が男に暴行されていることに気付き警察に通報していた。カメラは男の顔をはっきりと捉えており、この時の映像が男の逮捕に結びついたという。
No saben el coraje y la indignación q esto me da. Sucedió en #Aeroméxico, las mujeres debemos estar libres de ser acosadas sexualmente. Me comparten lo siguiente:"Ximena buenos días! Me da mucha pena molestarte, quería enviarte esta información, acaba de pasar en este momento pic.twitter.com/rKU33tDNxS— Xime G.I. ♉♀️☮️❤️ (@xime_garmendia) October 31, 2023
画像は『Daily Express US 2023年11月1日付「Shocking moment flight attendant caught on camera ‘up-skirting’ passenger」（Image: CEN）』『Infobae 2023年11月1日付「Exhiben a acosador: Aeroméxico reacciona al video de sobrecargo grabando por debajo de la falda de una pasajera」』『WPLG 2023年10月6日付「Person 1,600 miles away calls cops after he sees rape on Key West live camg」（WPLG）』『Yahoo奇摩新聞 2019年9月22日付「竹科工程師搏命！為偷拍裙底風光 竟連2天躲汽車底盤」（圖片翻攝）』『Metro 2018年8月5日付「Angry husband finds postman hiding in the garden filming his naked wife」（Picture: LeeMcLean/BNPS）』『民視新聞 2018年4月12日付「針孔攝影機藏馬桶吸盤 嫌稱因為「好奇」偷拍」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 A.C.）