キャサリン皇太子妃が英ノーフォーク州にある兵舎を訪問し、駐屯する兵士や家族達と交流した。全身黒のシックな装いで現れた皇太子妃はその後、軍隊の訓練に参加するため迷彩服に着替え、装甲車の操縦に挑戦した。皇太子妃は笑顔で装甲車を走行させ、操縦席から降りた後には「本当に素晴らしい」と感激の言葉を述べた。
キャサリン皇太子妃が現地時間8日、英ノーフォーク州のスワントン・モーリー村にある連隊の駐屯地「ロバートソン兵舎」を公式訪問した。
皇太子妃が連隊を訪れるのは、今年8月にチャールズ国王から「第1女王の竜騎兵連隊(1st The Queen’s Dragoon Guards)」の連隊長に任命されて以来、初めてとなる。
この日、皇太子妃は黒いタートルネックのセーターとズボン、同色のブレザーを合わせたシックな装いで現れた。ブレザーの左襟には、戦没者を追悼する赤いポピー(ひなげし)をつけていた。英国では、毎年11月11日が戦没者追悼記念日(リメンバランス・デー)と定められている。
兵舎に到着したキャサリン皇太子妃は、駐屯する連隊のメンバーと対面し、軍の作戦について詳しい話を聞いたり、兵士の家族達と交流した。そして、長年勤務する将校に勲章を授与する場面もあった。
その後、皇太子妃は軍事訓練を見学するため、迷彩服のジャケットとベストを着用し、ヘルメットを被った。ベストの胸に赤いポピーをつけ、足元は編み上げブーツを履いていた。
キャサリン皇太子妃は、無線通信や偵察ドローンについて学ぶなど軍隊のいくつかの活動に参加し、さらに装甲車“ジャッカル2”の操縦にも挑戦した。
キャサリン皇太子妃は装甲車の助手席に座ると、運転教官のダレイル・トゥカナ伍長(Corporal Darreyl Tukana)が操縦席に座り、部隊の野営地まで走行した。その後、皇太子妃が操縦席に座り、出発地点まで車両を走行させた。皇太子妃は大きく微笑みながら、大きな装甲車の操縦を楽しんだようだ。
無事操縦を終えて車両から降りた皇太子妃は「本当に素晴らしい」と感激した様子で話し、「こんなに大きいのに、反応がとても良いんです」と感想を述べたという。
トゥカナ伍長は、皇太子妃の操縦について「とても自然でした」と称え、「彼女は普段、愛車のランドローバーを運転しています。私は『それと同じなので、ゆっくり出発点に戻りましょう』と伝えたのです。彼女は走行そのものをとても楽しんでいました」と付け加えた。
ジャッカル2の重量は約7トンで、時速70マイル(約113キロ)に達することが可能だという。
トゥカナ伍長は、皇太子妃に操縦について何かを教えたのかと聞かれると、「特にありません」と答え、次のように続けた。
「自動車とは異なり、始動前にいくつかのトグルスイッチ(電子スイッチの一種)をオンにする必要があっただけです。とはいえ、スイッチを入れてギアを入れるのは、一般的な自動車と同じだと彼女に伝えました。」
ウェールズ公爵夫妻の公式SNSが当日の様子を動画で公開すると、フォロワーからは「どんな役割も素晴らしくこなしている」「彼女は決して私達を失望させない。見事な女性」「ファンタスティックな公務!」と称賛のコメントで溢れ返った。
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画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年6月27日付Instagram「Reflecting on an insightful morning at @hopestreet_ost learning」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
キャサリン皇太子妃が現地時間8日、英ノーフォーク州のスワントン・モーリー村にある連隊の駐屯地「ロバートソン兵舎」を公式訪問した。
皇太子妃が連隊を訪れるのは、今年8月にチャールズ国王から「第1女王の竜騎兵連隊(1st The Queen’s Dragoon Guards)」の連隊長に任命されて以来、初めてとなる。
この日、皇太子妃は黒いタートルネックのセーターとズボン、同色のブレザーを合わせたシックな装いで現れた。ブレザーの左襟には、戦没者を追悼する赤いポピー(ひなげし)をつけていた。英国では、毎年11月11日が戦没者追悼記念日(リメンバランス・デー)と定められている。
兵舎に到着したキャサリン皇太子妃は、駐屯する連隊のメンバーと対面し、軍の作戦について詳しい話を聞いたり、兵士の家族達と交流した。そして、長年勤務する将校に勲章を授与する場面もあった。
その後、皇太子妃は軍事訓練を見学するため、迷彩服のジャケットとベストを着用し、ヘルメットを被った。ベストの胸に赤いポピーをつけ、足元は編み上げブーツを履いていた。
キャサリン皇太子妃は、無線通信や偵察ドローンについて学ぶなど軍隊のいくつかの活動に参加し、さらに装甲車“ジャッカル2”の操縦にも挑戦した。
キャサリン皇太子妃は装甲車の助手席に座ると、運転教官のダレイル・トゥカナ伍長(Corporal Darreyl Tukana)が操縦席に座り、部隊の野営地まで走行した。その後、皇太子妃が操縦席に座り、出発地点まで車両を走行させた。皇太子妃は大きく微笑みながら、大きな装甲車の操縦を楽しんだようだ。
無事操縦を終えて車両から降りた皇太子妃は「本当に素晴らしい」と感激した様子で話し、「こんなに大きいのに、反応がとても良いんです」と感想を述べたという。
トゥカナ伍長は、皇太子妃の操縦について「とても自然でした」と称え、「彼女は普段、愛車のランドローバーを運転しています。私は『それと同じなので、ゆっくり出発点に戻りましょう』と伝えたのです。彼女は走行そのものをとても楽しんでいました」と付け加えた。
ジャッカル2の重量は約7トンで、時速70マイル(約113キロ)に達することが可能だという。
トゥカナ伍長は、皇太子妃に操縦について何かを教えたのかと聞かれると、「特にありません」と答え、次のように続けた。
「自動車とは異なり、始動前にいくつかのトグルスイッチ(電子スイッチの一種)をオンにする必要があっただけです。とはいえ、スイッチを入れてギアを入れるのは、一般的な自動車と同じだと彼女に伝えました。」
ウェールズ公爵夫妻の公式SNSが当日の様子を動画で公開すると、フォロワーからは「どんな役割も素晴らしくこなしている」「彼女は決して私達を失望させない。見事な女性」「ファンタスティックな公務!」と称賛のコメントで溢れ返った。
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画像は『The Prince and Princess of Wales 2023年6月27日付Instagram「Reflecting on an insightful morning at @hopestreet_ost learning」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)