カナダ、ブリティッシュコロンビア州の路上で最近、子グマが赤い風船で無邪気に遊ぶ姿が捉えられた。風船はヘリウムガスが入ったフワフワ浮くタイプのもので、子グマの姿に気付いた車は次々と停車して温かく見守ったという。“特別な瞬間”を捉えた動画とともに動物専門ニュースサイト『The Dodo』が伝えた。
クリスタ・ハウスさん(Krista House)は最近、ブリティッシュコロンビア州ストラスコーナ地区の片側2車線の道路をドライブ中、クマの親子が道路を横断しようとしていることに気付いた。
道路の端では、排水溝の蓋に紐が引っかかった赤い風船がフワフワと浮いていて、クリスタさんが車を停めて見守っていると、子グマは風船で遊び始めた。
当時の様子はカメラが捉えており、母グマは子グマにチラリと目をやりながらも道路をゆっくりと横断する。
一方の子グマは赤い風船に興味津々で、後ろ足で立ち上がると前足で風船に軽く触れ、足元をふらつかせながらも何度も叩くようにして遊んでいる。
そしてしばらくすると、風船が股の間に入ってしまい、子グマはピョンピョン飛びながら対応している。ところがその際、紐を足で引っ張ってしまい、風船はあっという間に空高く舞い上がっていった。
すると子グマは一瞬驚いた様子を見せるが、遠くにいってしまった風船をジッと見つめていた。そして一度は道路を渡っていた母グマが、子グマのもとにゆっくりと歩を進め、子グマのそばで何かを囁いているかのように顔を近づけて、動画はここで終わっている。
なおカメラは子グマが遊んでいる間、反対車線で停車する数台の車を捉えており、親子の様子をみんなが温かく見守っていたのが分かるのだった。
クリスタさんはこの日、歯科医院に行く予定で車を走らせていたそうで、子グマを見て「風船で遊んでいるわよ」と驚いた様子でつぶやく声が録音されていた。そしてコメント欄で「風船が飛んでいってしまうのを見た子グマはとても悲しそうだったの」と明かしつつも、「今日はとても素敵な瞬間に出会ったの!」と綴り、視聴者は次のような感想を寄せた。
「これはこれまで見た中でも最高にキュートな動画よ!」
「まるで子供の絵本から飛び出したような映像を見た気分だわ。」
「誰もが車をゆっくりと走らせ、停車させているのが素敵。みんなが『特別な瞬間』ということを分かっているのよね。」
「魔法にかかったような瞬間だったわ!」
「こんな場面を捉えるなんて! なんて美しいの!」
「会社の上司に『今日は子グマが道路で遊んでいて仕事に遅れました』と説明した人はいたのかな。」
「あああ。あのクマに別の風船をあげたいな。悲しそうだもの。」
「風船はどうしてあんなところにあったのかしら?」
「ハロウィンの日には風船がたくさん飛ばされていたからね。きっとその時の風船よ!」
「子グマの『ママ! 見てよ! 僕の風船が飛んでいっちゃったんだよ!』という声が聞こえてきそうだね。」
「子供は子供。クマだって一緒だね。自分もヘリウム風船が飛んでいってしまった時の気持ちを思い出したよ。」
なおテックインサイト編集部では、クリスタさんにどのくらいの頻度でクマを見かけるのか、また撮影したのはハロウィンの日だったのか、その後親子は道路を渡り切ったのかなどについて話をうかがうべく取材を申し入れている。
ちなみに2021年にはアメリカで、滑り台付きの遊具で遊ぶクマの親子の微笑ましい様子が捉えられ話題となった。母グマは子グマが安全に遊べるよう配慮していたという。
画像は『krista15311 2023年11月1日付TikTok「Bear cub playing with a red balloon」』『Olivia Germano 2023年4月7日付Facebook「Another visit.」』『Tahoe Toogee 2022年5月27日付Instagram「Rub-a-dub dub」』『Charlotte Observer 2021年9月23日付「Watch as ‘adorable’ mama bear, cub take over NC school playground ― and use the slides」』のスクリーンショット、『Patrick Conley 2023年4月30日公開 YouTube「Bear Simone and Her Four (!!!!) Cubs – First Visit」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
クリスタ・ハウスさん(Krista House)は最近、ブリティッシュコロンビア州ストラスコーナ地区の片側2車線の道路をドライブ中、クマの親子が道路を横断しようとしていることに気付いた。
道路の端では、排水溝の蓋に紐が引っかかった赤い風船がフワフワと浮いていて、クリスタさんが車を停めて見守っていると、子グマは風船で遊び始めた。
当時の様子はカメラが捉えており、母グマは子グマにチラリと目をやりながらも道路をゆっくりと横断する。
一方の子グマは赤い風船に興味津々で、後ろ足で立ち上がると前足で風船に軽く触れ、足元をふらつかせながらも何度も叩くようにして遊んでいる。
そしてしばらくすると、風船が股の間に入ってしまい、子グマはピョンピョン飛びながら対応している。ところがその際、紐を足で引っ張ってしまい、風船はあっという間に空高く舞い上がっていった。
すると子グマは一瞬驚いた様子を見せるが、遠くにいってしまった風船をジッと見つめていた。そして一度は道路を渡っていた母グマが、子グマのもとにゆっくりと歩を進め、子グマのそばで何かを囁いているかのように顔を近づけて、動画はここで終わっている。
なおカメラは子グマが遊んでいる間、反対車線で停車する数台の車を捉えており、親子の様子をみんなが温かく見守っていたのが分かるのだった。
クリスタさんはこの日、歯科医院に行く予定で車を走らせていたそうで、子グマを見て「風船で遊んでいるわよ」と驚いた様子でつぶやく声が録音されていた。そしてコメント欄で「風船が飛んでいってしまうのを見た子グマはとても悲しそうだったの」と明かしつつも、「今日はとても素敵な瞬間に出会ったの!」と綴り、視聴者は次のような感想を寄せた。
「これはこれまで見た中でも最高にキュートな動画よ!」
「まるで子供の絵本から飛び出したような映像を見た気分だわ。」
「誰もが車をゆっくりと走らせ、停車させているのが素敵。みんなが『特別な瞬間』ということを分かっているのよね。」
「魔法にかかったような瞬間だったわ!」
「こんな場面を捉えるなんて! なんて美しいの!」
「会社の上司に『今日は子グマが道路で遊んでいて仕事に遅れました』と説明した人はいたのかな。」
「あああ。あのクマに別の風船をあげたいな。悲しそうだもの。」
「風船はどうしてあんなところにあったのかしら?」
「ハロウィンの日には風船がたくさん飛ばされていたからね。きっとその時の風船よ!」
「子グマの『ママ! 見てよ! 僕の風船が飛んでいっちゃったんだよ!』という声が聞こえてきそうだね。」
「子供は子供。クマだって一緒だね。自分もヘリウム風船が飛んでいってしまった時の気持ちを思い出したよ。」
なおテックインサイト編集部では、クリスタさんにどのくらいの頻度でクマを見かけるのか、また撮影したのはハロウィンの日だったのか、その後親子は道路を渡り切ったのかなどについて話をうかがうべく取材を申し入れている。
ちなみに2021年にはアメリカで、滑り台付きの遊具で遊ぶクマの親子の微笑ましい様子が捉えられ話題となった。母グマは子グマが安全に遊べるよう配慮していたという。
画像は『krista15311 2023年11月1日付TikTok「Bear cub playing with a red balloon」』『Olivia Germano 2023年4月7日付Facebook「Another visit.」』『Tahoe Toogee 2022年5月27日付Instagram「Rub-a-dub dub」』『Charlotte Observer 2021年9月23日付「Watch as ‘adorable’ mama bear, cub take over NC school playground ― and use the slides」』のスクリーンショット、『Patrick Conley 2023年4月30日公開 YouTube「Bear Simone and Her Four (!!!!) Cubs – First Visit」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)